ショッピングモールや百貨店が再開し、徐々に「日常」の風景が戻りつつあります。
2020年4月15日にプレオープン。
直後に「緊急事態宣言」を受け、テイクアウトのみの販売を続けてきた「TRATTORIA IL DADO(イル ダード)」。
5月9日グランドオープンし、通常営業をスタートさせました。(ディナータイムは当面、要予約での営業)
場所はさつき大通り沿い、ヨークベニマル鹿沼店、日晃そばの向かい。
以前はお寿司屋さんの店舗だったようで、どこか和的で落ちついた佇まい。
敷居が低く感じ、入りやすい店舗になっています。

窓を開け、「3密」を回避しながらの営業。
モダンなインテリアで、スッキリとまとまっています。

奥や窓際にはテーブル席。

ワインセラーも完備されています。
こだわりの「イタリア自然派ワイン」が揃えられていました。

カウンター席に座らせて頂き、オーナーシェフにご挨拶。
あれ?以前にお逢いしたことが・・・。

佐野市のイタリアン「
スカッコマット」で、宇都宮市のフレンチ「
オトワレストラン」でお逢いしていた料理人さんでした。
高卒で料理の世界に飛び込み、和洋中様々な経験を重ねてきたシェフ。目の輝きや話し方など、よく知るOシェフに似ていてニヤリ。
他のお店で同僚だった料理人さんがバックヤードで、自分は外でサービス重視でやっていきたいと。
話をしていて、「凄く楽しみなお店が誕生したな」と明るい気持ちになりました。
ランチは1500円と2800円(どちらも税別)の2種類。
パスタやメインを選ぶことが出来ます。

Bランチ2800円(税別)をお願いしました。
まずは「小さな前菜」。
大根と生ハムのサラダ、グリンピースのスフォルマート、燻製ジャガイモのサラダ。
どれも記憶に残る料理で、ワインが飲みたくなる逸品ぞろい。
燻製ジャガイモのサラダを口にすると、まったりとした食感の中にシャキシャキとしたものが。
尋ねると「たくわん」とのこと。上にかかっているのはカルーバ(いなご豆)の粉末。
カカオアルレギーの方にも美味しく頂けるよう、工夫されていました。

自家製「ローズマリーのフォカッチャ」。
生地はもっちり、皮はカリッと香ばしく焼きあがっています。

「サラダ ダード風」
地場野菜を使用し、下にも様々な野菜が敷かれていました。
チーズのチップが乗せられ、見た目も美しく食欲をそそります。

パスタ「スパゲッティ 釜揚げシラスとウド ペペロンチーノ」
ピリリとした辛さ、細めのパスタで小気味みいい。
レモンオイルで爽快さをプラス。春のパスタに仕上げています。

メイン「イタリア産ホエー豚のグリル 赤玉ねぎのマルメッラータ」。
ホエー豚の肩ロースを使用。
噛むごとに綺麗な旨味が口一杯に広がっていきます。

赤玉ねぎのマルメッラータと一緒に頂くと、味わいに変化。
ひと粒で二度美味しい~。

デザートは、テイクアウト時に大評判だったという「ダードのプリン」+200円をチョイス。
並んだ瞬間すぐに売りきれ、リピーターが続出したという伝説のひと品。
今風のぷるんと弾ける食感では無く、ズッシリ濃厚なプリン。しかし重くない。
ラム酒の香りが広がり、大人の味わいになっています。

コーヒーを頂いてご馳走様。

飲み物には「小さな焼き菓子」が添えられ、満足感を高めてくれました。
食通が多い鹿沼という場所で、新風を巻き起こすのでは。
期待の新店が誕生しました。
○「TRATTORIA IL DADO(イル ダード)」住所:鹿沼市西茂呂3-2-2
電話番号:0289-78-0285
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
営業時間:11時30分~14時L.O)、18時~21時30分(L.O)
公式HP、
公式フェイスブック、
公式インスタグラム
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