田母沢御用邸の正門(東側)を出て、御用邸正門通りへ。散策開始です。
車の往来激しい国道から一本入っただけなのに、まるで別世界。

歴史を感じる民家が軒を並べ、古の時代に紛れ込んでしまったような感覚に。
ゆっくり街を味わいながら、なだらかな坂を下っていきます。

驚きの発見が続きます。
「日光甚五郎煎餅」で有名な「
石田屋」さん。
本店がこの通り沿いにあったとは・・・。残念ながらこの日は定休日。閉まっていました。

創業文化二年(1805年)の「
日本料理 高井家」さん。こちらは完全予約制とのこと。
他にも割烹のお店があったりと、興味深い街でした。

古民家カフェ、「日光珈琲 御用邸通」。この日三軒目はこちらに。
ネットで建物を見て、迷わずにお店にたどり着けると思っていたのですが・・・。
普通の街なかならパッと目立つはずなのに、建物が街に溶け込み気がつかず、通り過ぎてしまいました。
恐るべし、御用邸正門通り!!

女学生のグループや、歴史探訪中の年配男性達など、お客さんの層が多彩。
観光地の一つとして、遠方から足を運ばれた様子。
その一方、店員さん達と顔見知りの常連さんも来られたりと、街には欠かせないお店。

店内は古民家の雰囲気を壊さないよう、落ちついた素敵な室礼がされていました。

窓から見える街並みとも、よく合います。

太い柱に梁。
あれ?二階にも部屋があるのかな?

立派に盛られた日光天然氷のかき氷が、奥のお客さんに運ばれていった・・・。
暖かい部屋の中でかき氷を食べるのも、楽しそう~。
まだ春早い時期ですが、かき氷の提供をしていること自体に新鮮な驚きを覚えました。

私はかき氷は遠慮して、温かいコーヒーを頂くことに。
「新春限定豆 コスタリカ」600円(税込)。
一杯分の豆を砕き、ハンドドリップで丁寧に淹れている。
見ているだけで、価値ある一杯に思えてきます。
熱々のカップにたっぷり。
穏やかな飲み心地に、柔らかい甘み。後味にスッキリと酸味が走る。
忙しない日常を忘れさせてくれる一杯。
のんびり、素敵な時間を過ごさせて貰いました。
○「日光珈琲 御用邸通」住所:日光市本町3-13
電話番号:0288-53-2335
定休日:月曜日、第一、三火曜日
営業時間:10時~18時(L.O17時)
公式HP、
栃ナビHP
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