2020年3月17日、世界遺産「日光の二社一寺」西参道に「西参道茶屋」がオープンしました。
私が伺った時にはテレビ局が取材に来ていたりと、この春大注目のスポットになりそうです。

栃木県民でも、西参道といってもピンと来ない人が多いはず。
東側、日光山輪王寺付近に車を停めて東照宮などに訪れることが多く、迷い迷ってしまいました。
改めて「日光の二社一寺」の広さを実感させられました。
一番下にマップを付けておきましたので、参考にしてください。
「良い縁坂」と言われているのが、ここ西参道。

坂を登った先には、縁結びでも有名な「
日光二荒山神社」、徳川家光の墓所「
大猷院」があります。東照宮だけ参拝されて帰られるのは勿体ない。尊敬する祖父・家康公の裏鬼門を守るがごとく、煌びやかな「東照宮」に対をなすような、重厚な落ちつきある「大猷院」は必見です!!

「西参道茶屋」がある場所は、西参道の入口。
坂の手前、「東武観光センター」の跡地に建築されました。
目の前のバスの停留所の名前もすでに「西参道茶屋」に改名されていました。

栃木県を代表する有名店が経営する、四つのお店で構成されています。
せっかく日光まで来たので、すべてのお店を巡ってみよう~。

まずは炭火焼き鶏もも肉が頂ける
「Manten chicken grill nikko」。
宇都宮市氷室町にある「
Maruyoshi」が運営するお店です。

テイクアウトならび、店内でも食事することが出来ます。
現在は炭火で焼く「満天チキン」や「焼きおにぎり」、栃木市の姉妹店「
04 DELI」の惣菜がいただけます。

この日の惣菜は四種類からチョイス。
たっぷりサイズ、近所の方はテイクアウトして食卓を彩ってみてはいかがですか?

注文してから店内に。
じっくりと炭火で食材が焼かれていく・・・。見ているだけで食欲が沸いてきます。

「満天チキン」600円(税別)。
バルサミコと日光の醤油&糀をブレンドした特製タレが、柔らかチキンにしっかりと絡んでいる。
食べ出したら止まらない美味しさ。ビールやワインとともに頂きたい一品。

「ローストアーモンド入りポテトサラダ」400円(税別)
カリッとしたアーモンドの食感と、ポテサラのまったり感。思わずニヤけてしまう。

「ノンアルコール 絞りたて果実レモネード」500円(税別)
濃厚な味わいの「満天チキン」にピッタリ、爽やかレモネードで喉を潤しご馳走様。
テイクアウトで日常的に利用したいお店でした。

二軒目はこちら、
「日光ドラバタさん」。
特徴ある店名で、アニメのキャラクターが飛び出してきそう~。

どら焼きの皮を焼いている光景がガラス越しで見ることが出来ます。
早速近所の親子連れが集まってきていました。

こちらは「
伊澤いちご園」が手がける和スイーツ店。
完熟にこだわった下野市の自家農園で収穫されたいちごや、こだわりの食材で作ったどら焼きが楽しめるお店。

「ドラバタさん いちご」330円(税込)。
日光 西参道茶屋にはベンチが設置され、そこに腰かけ頂きます!!

皮はフワッと軽やか。
程よい甘さの「手仕込あんこ」と「とちおとめバタームース」が絶妙。
気がついたら、もう無い・・・。瞬殺でした。

ここでコーヒーブレイク、
「日光珈琲 西参道」。
鹿沼市役所近く「根古屋路地」という路地裏で始まった「
饗茶庵」。人を惹きつける魅力があり、多くの人で賑わいました。
私もブログ開始初期に、
お邪魔したのをよく覚えています。
現在では日光市や栃木市にもお店を構え、こちらのお店で六店舗目の「
日光珈琲」です。

店内には日光の特産品を展示販売しているコーナーが。

すでに日光市内だけでも三店舗(今回で四店舗目)構えているだけあって、地元の方々との交流の深さを物語っています。焼きたてパンを買うごとく、焙煎したてのコーヒー豆を買う行為は日常化しつつあるのかも。

「ドリップコーヒー Mサイズ」450円(税別)。
フードメニューにあった「麹カレー」も美味しそう~。でもこれを食べたら四軒制覇は無理になる。
冷静にコーヒーのみお願いしました。

店内にカウンターが用意され、そちらで立ち飲み。
香りも楽しみたく、蓋を開けて頂こう~。
まろやかな飲み心地、焙煎の香りも心地いい。
ふくよかな味わいに、こころ癒されました。

四軒目、最後は
「茶寮 日りん(にちりん)」。
先ほどの同じく「日光珈琲」が運営。
あんみつやうどん、夏場にはかき氷も提供する甘味処です。

四店舗とも木造平屋の同じ造りですが、店内はすでに印象を異にしています。
こちらは席数が多く、和テーストな室礼になっています。

プレオープンメニューには、日本茶がズラリ。
この日は「日光珈琲」オーナー自ら厨房に入り、新たなジャンルに挑戦していました。
湯葉が練り込まれた「おうどん」で〆ようかと思ったものの、すでにお腹は一杯。
別腹の甘味ならまだ余裕で頂けそう~。
ということで、「光風霽月(こうふうせいげつ)」1320円(税込)
こころさっぱり澄みわたり、迷い無くさわやかに頂こう~。
日りんのパフェプレートと、お茶(煎茶、ほうじ茶、冷茶、冷ほうじ茶からチョイス)のセット。

お膳に乗っての登場です。
甘味処大集合!!お姉様達が大喜びしそうな甘味ばかり。

まずは興奮した心を「ほうじ茶」で鎮めよう。
まろやかな口当たり、ほのかに甘みも感じる。
普段口にするほうじ茶と全く違う。贅沢な味わいに時を忘れました・・・。

我に返って・・・。
「日りんのパフェプレート」。
温かなみたらしがかけられた「玄米だんご」。
サクッとモチッと。独特な食感が癖になる。
黒蜜たっぷり「わらび餅」。
いちごと抹茶のアイス、粒あん&生クリームのもなか仕立て。
絶妙な甘さ加減で、美味しく頂きました。
これにて終了、ご馳走様でした。

奥日光に5月22日にオープンする「ザ・リッツカールトン日光」をはじめ、百年に一度というくらい新しい施設が次々オープンしている日光市。東京オリンピックの影響もあり観光客が増加、そんな矢先・・・。
日本、否、世界の宝「日光」を地元民で盛り上げていきましょう~。
新たな施設を大いに満喫させて頂きました。
○「西参道茶屋」住所:日光市安川町10-20
「日光ドラバタさん」定休日:水曜日(2020/03/18は営業)
営業時間:10時~17時
「茶寮 日りん(にちりん)」定休日:火曜日
営業時間:10時~17時
「日光珈琲 西参道」定休日:金曜日(2020/03/20は営業)
営業時間:10時~17時
「Manten chicken grill nikko」定休日:木曜日(2020/03/19は営業)
営業時間:10時~17時
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