気がつくと今年もあと二ヶ月足らず。
秋も深まり、食材も秋から冬へと移り変わる時期になりました。
もみじ通りにある「日本料理 みつわ」。
上質な国産松茸を使った「松茸コース」が11月8日で終了すると聞きつけ、慌てて伺うことに。
今年は特に天候が悪く、国産松茸は高価で手に入りづらいと耳にしていましたが・・・。
大いにありがたがって、貴重な松茸を堪能させて頂こう~。

今回、奥の「個室」を使わせて頂きました。
入口、トイレとも個室専用。
他のお客さんの目に触れること無く、駐車場から直接個室を使うことが出来ます。
と言っても今回も怪しい集まりでは無く、男性ばかり6名の席。
ご一緒させて頂いた方が、私と同じ大学出身と知り大いに盛り上がりました。

「松茸コース」ひとり二万円のコースをお願いしました。
この日頂いたお料理を紹介して参りましょう。
先附「雲太の椎茸 京春菊 すだち醤油和え」
しいたけの里で知られる島根県奥出雲町にある「(有)奥出雲椎茸」で開発。
2018年に種苗法登録された「雲太」という椎茸。
肉厚で歯ごたえが良く、椎茸本来の風味がしっかり伝わって来ます。驚きの一品からスタート。

「造り」
三つの器に、美しく盛られています。

「本まぐろ(竜飛岬)」「くろむつ(勝浦)」
竜飛岬で釣り上げた171kgのまぐろ。
夏から冬へ。身が締まってきました。

「迷いかつお」
黒潮に乗って北上するはずのかつおですが、日本海側に迷いこみ富山付近で水揚げされるのが「迷いかつお」。
旨味が凝縮しており、厚切りと相まって凄いパンチ力。

「松皮カレイ(北海道)」
こちらも高級魚。でも・・・本まぐろ&迷いかつおのインパクトが大き過ぎて、印象薄くてすみません。

「羅臼産鮭児(けいじ)のにぎり」「仙鳳趾産の牡蠣」
10月~11月に知床周辺で漁獲される未成熟のシロザケ。その中で一万尾に1尾程度でしか獲れない幻の鮭「鮭児」。
そして釧路町・仙鳳趾の牡蠣。これらを宇都宮で食べられる・・・素晴らしい時代になりました。

焼物
ついに松茸の登場です。
本日、焼き物で使うのは山口県産の松茸。
すぐ後ろに置いたiPhoneと大きさ見比べてください。立派と言うしかありません。

6人分の焼き物をのせた大皿登場。
下から煙が立ちのぼる演出付き!!

みずみずしく、噛むと汁が溢れ出す「焼松茸」
ビックリの美味しさ「とちぎ和牛 匠 熟成風ヒレステーキ」。美味しくて涙する人も。
「銀杏松葉」「京都産海老芋唐揚げ」「雲子(鱈の白子)フライ」

小鍋
「鱧松茸しゃぶ」
一人一鍋、鱧の出汁でしゃぶしゃぶ。

こちらで使用した松茸は、京都丹波産。

鱧出汁のスープに、手で裂いた松茸を投入。
フワッと松茸のいい香りが漂います。

一つはゆっくり火を通し、それ以外は皮を下にして鱧しゃぶ。
クルリ花咲くように身が開き頂きます。

そのお出汁で「うどん」か

雑炊か、お好きな方を

デザートを頂き、ご馳走様。
怒濤の「旨いもん尽くし」。日本の秋を堪能させて貰いました。

当初11月8日で終了する予定だった「松茸コース」。
例年より松茸の収穫が一ヶ月遅れ、今が最盛期なんだそうです。
それを受けて「松茸コース」をしばらく延長することに!!
2019年の秋を是非堪能ください。

ちなみに「松茸コース」終了後に予定していた「松葉ガニコース」も、平行開催。
タグ付きの美味しい松葉ガニが食べられるのでしょうね。楽しみです。

また「おせち」の予約がスタートしています。
12月20日締め切りとありますが、数に限りがあるので早めに申込みしてくださいね。
○「日本料理 みつわ」住所:宇都宮市西2-6-13
電話番号:028-632-0707
定休日:日曜日
営業時間:11時30分~14時30分(最終入店13時30分)、17時30分~23時(最終入店20時30分)
公式HP、
栃ナビHP
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