我が家の愛犬ノアは、りんごが大好物。
りんごを剥き始めると同時に、「自分にもよこせ」と猛烈アッピール。
ほんのひとかけらあげるだけでも、大満足そうな表情を見せてくれます。
お陰で、りんごが食卓にのぼる機会が増えました。
日光宇都宮道路、篠井ICが開通したのは2019年6月29日。
篠井IC周辺の日光街道、猪倉街道沿いには、10軒を超えるりんご園が軒を並べています。
9月下旬~11月下旬の二ヶ月間がりんごの季節。
ちょっと足を伸ばして、もぎたてりんごを買いに石那田地区に行ってみよう~。
行ってみると、即売所、そしてりんご狩りが出来る「りんご園」がズラリ。
どこにしようか迷うくらい。
そうだ、りんごを買う前に腹ごしらえだ!
りんご園を横目に日光街道から猪倉街道に入ること約1キロ。
蕎麦ののぼりや看板を頼りに、「そば処 石奈多」に到着。
父親の実家を思い出す、農家の古民家を改装したお蕎麦屋さんです。

囲炉裏の隣の席に座らせて貰いました。
囲炉裏が使われている様子。すっかり朝晩は涼しくなりました。

会津磐梯のそば粉と天然水で打つお蕎麦は大人気。
「もり蕎麦」650円(すべて税込)~メニューが用意されています。
季節の蕎麦も大好評。
今しか味わえない季節の食材を使った、オリジナリティー溢れる蕎麦が味わえるんです。
2019年版の秋メニューはこちら!

迷わず、「子持ち鮎蕎麦」1300円(税込)に決定!!
にしんが大量に採れた北海道では「にしんそば」が名物。
船で運ばれ、京都や西日本でも、かけそばの上に身欠きにしんの甘露煮を載せた「にしんそば」はメジャー。
栃木県の代表的な魚といえば「鮎」。
「にしんそば」同様、栃木県の名物になっても不思議じゃない。
「蕎麦」と「鮎」のコラボレーション、期待が高まります。
きゅうりのお新香を食べながら、温かい蕎麦を頂きながら待つことしばし。

まさに「にしんそば」の栃木版!!
子持ち鮎が、かけそばの上に堂々たる姿で乗っている。

さっそく蕎麦をひとすすり。
細切りの蕎麦が、ススーと気持ちよく入っていく。
食欲がない時でも、このお蕎麦ならスイスイ入ってしまうに違いない。

ギッチリ卵を抱えた鮎。
骨まで柔らかく煮てあり、味付けも上品。川魚の独特なクセも感じない。
にしんそばの「にしんの甘露煮」は、結構強めの味付けで蕎麦の風味を邪魔するときもありますが、この鮎は蕎麦の風味を邪魔しない。卵の柔らかな甘みと、鮎のはらわたのほのかな苦みが、イイ薬味替わりになりました。
「子持ち鮎蕎麦」が広がれば、確実に栃木の名物になること間違いない!!

子持ち鮎蕎麦のつゆをそば湯で薄めてゴクリ。
美味しいお蕎麦を頂けました。
○「そば処 石奈多」住所:宇都宮市石那田町1101
電話番号:028-669-3033
定休日:火曜日、第二、四月曜日
営業時間:11時~15時、17時30分~21時(L.O20時30分) 但し夜の部は完全予約制
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