優しい想いがたっぷり詰まった、手間暇かけたお料理。
ゆっくり流れる時の中で、丁寧に美味しく味わう。
そんなひとときが忘れられず、再び「自然和食 はな笑み」を訪れました。
のどかな風景が広がる宇都宮市最北の地。
鬼怒川を渡れば、お隣のさくら市です。

通称「梵天ゆず街道」の上小倉交差点手前にある下記の看板が目印。
Natural works villageという施設内にあり、通りから下った場所にお店があります。

羽黒山の麓。
霊山として江戸時代には多くの修行僧が立ち寄った山。
毎年11月23日、24日には、秋の例大祭「梵天祭り」が行われます。

訪れたのは先月の9月。
献立は月替わりで、9月は月見をテーマとして組み立てられました。

9月の「はな笑みコース」は1500円(税込)。
+200円で枇杷茶を同village内の「
miqkey coffee stand」のコーヒーに変えて貰いました。

会計を済ませ、待つことしばし。
稲穂の模様が描かれた温かいお手拭きが、心地いい。

前菜。
ススキの穂に月見団子、うさぎさんまで居る。
まさにお月見!!素敵な一皿。
「完熟万願寺唐辛子のじゃこ炒め、月見団子は里芋で」
「枝豆、カボチャの塩蒸し、野菜寿司はネタは茄子、シャリはジャガイモ」

うさぎの器の中は「、ピーマン、バターナッツの胡麻酢和え」
どれも塩加減が絶妙で、食材の美味しさが綺麗に伝わって来ます。

お椀物
「青茄子 すり流し」
椀の蓋を開けた瞬間、青柚子の香り舞う。
生キクラゲのサクッとした歯ごたえ、とろーり青茄子が椀に満ちてる。
一番底には、ジャガイモのキタアカリ。あまりの美味しさにビックリ。

主菜
「たっぷりお野菜の鍋」
この日は、「長茄子」「玉葱」「茗荷子」「ピーマン(さきがけ、バナナ)」「じゃがいも(キタアカリ、シャドークイーン)」「人参」「えのき」「ミニトマト」と種類豊富。

一粒一粒元気な「玄米ご飯」

「紫キャベツの塩漬け」「人参のぬか漬け」「昆布の佃煮」の香の物。
「神楽南蛮」という唐辛子で作った柚子胡椒も添えられていました。

デザートは「カボチャの粒饅頭」
ゆべしのようななめらかな皮の中に、上品な甘さの粒あん。
完璧な美味しさです。

食後のコーヒー。
「
miqkey coffee stand」のコーヒーです。(+200円)
提供する直前に豆を挽いて丁寧に淹れてくれました。
まろやかな飲み心地。ほのかに甘ささえ感じる。
香りも良く、羽黒山周辺の風景に溶け込んでいるようでした。
〇「自然和食 はな笑み」住所:宇都宮市上小倉町2571-1 Natural works village内
電話番号:028-666-0072
定休日:月曜日、第二・四火曜日(イベント出店の為、臨時休業あり)
営業時間:11時~17時(ランチLO14時)
公式フェイスブック、
栃ナビHP、
「Natural works village」公式フェイスブック
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