栃木県内で天ぷらといえば、「蕎麦屋さんで・・」というイメージ。
天ぷら専門店が極端に少ないように感じるのは私だけでしょうか。
JR宇都宮駅東口にあるホテルマイステイズ宇都宮。
ロビー階(二階)からエスカレーターで一階上がって三階へ。
左にグルリと回った先にある「てんぷら いち村」に伺いました。
夜に伺うのは二度目、一年半ぶり。

カウンター席を予約させて貰いました。目の前で天ぷらを揚げている様子を見ることが出来ます。
この日は予約でカウンターは満席。

伺ったのは先月、2019年9月。
10月から価格改正が予定されていました。
お昼の「てんぷら御膳」は1700円(税込)、夜は9000円のコース一本になるようです。
詳細はお店にお問い合わせしてください。

今回は「輝」魚介中心の天ぷらコース8000円をお願いしました。
立派な松茸、ネタケースにも美味しそうな食材がズラリ。水槽の車海老や穴子も元気。

ちょっと早めに到着したので、「大根おろし」と「天つゆ」を肴に「サントリー・マスターズ・ドリーム」700円をクイッと。
辛みが少ない大根おろし。天つゆをかけて頂くと・・・お酒に良く合います。
水槽から活きた車海老を捕りだし、〆て処理を始める店主。
数分後には美しい天ぷらに変身していました・・・。

全員集まったところで今宵の宴がスタート。
先出し「黒ゴマ豆腐」。冷たい煮物。海老やオクラを乗せてサッパリ。

最初の天ぷらは、「活車海老の足」。二尾分だ・・・。
カリッと香ばしく、こちらもビールの肴にピッタリ。

早速「活車海老」
身がプリップリッ!!上質な甘みが口一杯に広がっていきます。

二尾目の「活車海老」
こちらはレア揚げ。とろりとした食感も楽しめました。

「淡路のキス」
海老同様天ぷらのスターと言えばキス。身がふっくら。

「新銀杏」
まだ青い銀杏。粒が大きく鼻に抜ける銀杏の香りが心地いい。

「万願寺唐辛子」

「白和え」しめじ、インゲン、松の実、柿、プラウ、キクラゲ

「走水の太刀魚」

「琵琶湖の小鮎(子持ち)」
苦みは少なく、卵の甘みの方が勝ってました。

「11種類のサラダ」

「愛媛の白川甘鯛お松笠揚げ」
サクサクとした鱗と、ふんわりとしいた身。一口で二度美味しい。

「松茸」
ご主人が手で裂いて、即座に天ぷらに。
噛んだ瞬間香りが口の中で舞いました。

「お造り:スジアラ、サワラ」

生ビール「サントリー・マスターズ・ドリーム」、「七水~55~」、「作 玄乃香」、「春霞 純米吟醸」とお酒も進みました。

「本カワハギの大葉包み」
肝も包まれ、味わいが濃い!!天ぷらが最後に近づいているのを感じました。

最後の一品に取りかかる店主。
雲丹を大葉で包んでいきます。

「雲丹の天ぷら」。ひとつは塩で、ひとつは海苔に巻いて頂きました。
濃厚な雲丹の旨味。幸せです。

食事は「小海老のかき揚げ」、赤だし、香の物。
小天丼、天バラ、天茶からお好きな物を頂きます。
小海老がプリッと口の中で弾け、大満足。
デザートには「シャインマスカット、長野パープル、豊水」を頂き、ご馳走様でした。
お店を出て電車で帰る方々を見送るために駅へ。
素敵な宴になりました。次回もよろしくお願いします。
○「てんぷら いち村」住所:宇都宮市東宿郷2-4-1 ホテルマイステイズ宇都宮3F
電話番号:028-680-5541
定休日:月曜日・火曜日昼
営業時間:11時30分~13時30分(最終入店)、18時~21時(最終入店)
栃ナビHP
- 関連記事
-