母が今年で喜寿を迎えました。
家族が集まり「三汁七菜 天毬」さんでお祝いをさせて頂きました。
車を止め進む道程も奥ゆかしさを感じます。

陽西中学校の北側にあり、護国通りから一本入った住宅街に。まさに隠れ家的なお店です。
日本舞踊を教えていたお宅を改装して店舗にされました。

至る所に端午の節句にまつわる飾り付けが。
落ち着いた癒しの空間が広がっています。

文字が書かれている箸袋に目が留まりました。
何と母の名前と共に「喜寿のお祝いの言葉」が。母にはお祝い状も別途用意されていました。
おもてなしの心。ありがたい。

今回は「天毬おまかせコース」8000円(別サ10%)をお願いしました。
まずは乾杯。私は「プレミアムモルト樽生」630円で。

箸初「苺の緑豆よごし」
斬新な一皿からスタート。苺の酸味と緑豆クリームの甘さが良く合い、不思議で美しい。

小鉢「片栗浸し」
シャキッとした食感も爽やか。

菜々「若葉彩り七点盛り」
稚鮎木の芽味噌焼、豚香辛煮、こごみの南部和え、穴子八幡巻、明太真蒸、蛍烏賊芥子酢味噌、菜花白和え
片栗や胡瓜の花も添えられ、彩り豊かで美しい~。

活鮮「鰹、平目、縞鯵、鮎魚女」
さすが上質なお刺身ばかり。鰹のとろける旨さが光っていました。

組肴「甘鯛木の芽焼 焼前色々」
様々な焼き物と一緒に・・・。山芋の酢漬けに「コーラの味がする」と驚く息子。表現が若者らしい。

温物「多喜合わせ」
磯辺博多真蒸、筍旨煮、蟹高野、帆立黄身煮、蕨」
温かい日が続いていますが、夜になると急に寒くなる・・・温まる~。

洋器盛「牛ヒレ・鮪トロ炙り焼、焼前色々」
ひとりひとりに長い洋食器が運ばれて来ました。広角レンズなのに入りきれない長さ!!

美味しいところを少しずつ。たくさん食べられない母や女性陣には嬉しい内容です。
写真を切り出してみました。見ていても壮観。

食事「大麦麺」
天毬さんと言えば、この大麦麺!!
日本一の大麦の産地である栃木県。その大麦を使って創業112年の製麺技術で作られたのがこの大麦麺です。
ツルッとした舌触り、噛むとモッチリとした食感、忘れられない味わいです。

大麦麺はお代わりOK。
もう食べられないというくらい、たっぷり頂きました。

水菓子「蕎麦薯蕷」
おっ!!柏餅のようにカシワの葉で包まれての登場です。

葉を開けると独特の色合い。不思議な優しさで満ちた和菓子に仕上がっていました。

節句に合わせて特別料理が提供されます。
今年は4月28日~5月5日の8日間、端午の節句限定の「尚武懐席」が登場します。
お孫さんやお子さんのお祝いに、天毬さんの門を潜ってみてはいかがでしょうか。
○「三汁七菜 天毬」住所:宇都宮市一ノ沢町276-8
電話番号:028-622-1085
定休日:水曜日(定休日が祝日の場合は営業し翌日振替休日)2012/5/2は営業、5/8振替休日
営業時間:11時30分~14時(L.O)、17時30分~22時(L.O20時30分)
栃ナビHP
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