「行楽の秋」到来。
先日初めて「
日光植物園」に伺った時、大谷川向かいに四阿(あずまや)を発見。
周囲は「憾満が淵(かんまんがふち)と呼ばれる国指定名勝で、コバルトブルーに輝く川の流れに見惚れてしまいました。

対岸からじっくり「憾満が淵(かんまんがふち)」を堪能したい・・・。
そういえば、雑誌などで数多く取り上げられている「化け地蔵」もこのあたりでは?
日光植物園の帰りに立ち寄ろうとしましたが行き方がわからず断念。
日を改めてチャレンジすることにしました。
グーグルマップを頼りに、ルートを確認。
日光田母沢御用邸方面から日光市匠町を通るルートで車を走らせました。
「憾満が淵(かんまんがふち)」と書かれた小さな案内看板が立てられており、大変助かりました。
橋を渡り、「含満児童公園」(栃木県日光市匠町8−1611)の駐車場に車を止め徒歩で進みます。

この先にも細い道路が続いていますが、しばらくすると行き止まり。
駐車台数は少ないですが、周囲にはここくらいした置く場所は無さそうです。
歩いて細道を奥へと進みます。

1657年、憾満が淵を開いた晃海大僧正が創建した「慈雲寺」の山門。

本堂は、1902年(明治35年)9月の洪水で流失。
1973年(昭和48年)に復元されました。

大谷川を沿うように、さらに奥に道が続いてる。
川のせせらぎを聞きながらの散策、涼しい川からの風が心地いい。

うっとりと見入ってしまう美しいコバルトブルーの川面。
水量が多く、豪快な流れに見えます。

日光植物園から見えた四阿(あずまや)が見えてきた。
「霊庇閣(れいひかく)」という建物で、対岸に立てられた不動明王の石像に向かって護摩供養を行った場所。

不動明王の石像などは、明治の洪水で流されてしまった模様。
残念至極。

「霊庇閣」前には、釣り人が竿を垂らしている。
不動明王が釣れたら・・・と、昔話的な情景が浮かんでしまいました。

各所に案内看板が設置されています。
英文も併記され、外国から来られた観光客も熱心に見入っていました。

歩いて来た道にもお地蔵さんが並んでいましたが、この付近から数が増している・・。
雑誌などの写真に載っているのは、この付近の光景みたい。


今は朝の8時。
秋の日差しを浴びたお地蔵さんの顔は柔和に写りました。

公園駐車場そばには御茶屋さんが。
この周辺を散策するのも楽しそう~。
○「憾満が淵」&「化け地蔵」住所:日光市匠町
日光旅ナビ
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