「昆虫など苦手な方は、閲覧注意してください」
抜けるような青空。
県内にある某公園で行われた、毎年恒例バーベキュー大会。

火おこし名人F君の活躍で、準備万端。
みんなで美味しくお肉を頂くことにしましょう。

バーベキューも中盤にさしかかったその時・・・。
毎回趣向を凝らして場を盛り上げるアイデアマンTさんが、動いた!!
丈夫そうに梱包された袋を取り出してきた。
近未来感漂う・・・、まるで宇宙食。
表面には英語の文字と、昆虫のイラスト。
嫌な予感がしてきた。

開けてビックリ!!
最近ニュースでも取り上げられていた「昆虫食」、そのもの。
世界的な食糧危機や災害に備えて、必要栄養素のバランスが良く摂取出来る「昆虫食」が世界的に注目を浴びているとのこと。
国連でも推奨されているのだそうです。
人類の最後の希望、「昆虫食」に今から慣れ親しんで欲しいという、Tさんの熱い想いが伝わって来ました。

ストレートなお姿。
幼い頃「イナゴ」や「蜂の子」を食べた記憶が蘇ってきた!!
勢いよく口にすると、カリッと香ばしくお酒の肴にピッタリ。
ちょっと苦い、大人の珍味に思えました。
若い人も次々とチャレンジ。
21世紀を生き抜く若人達、意外と平気そう。
「幼虫ミックス」

「成虫ミックス」

「カブトムシ」

「サソリ」

無事に「昆虫食」をクリアー!!
課題クリアーにホッとしたのもつかの間、第二弾が登場です。
クーラーボックスから、肉が入った包みを取りだしたTさん。
なにかと覗き込むと・・・。
「クロコダイル」。久々に聞く言葉。
30年以上前に流行った、映画「クロコダイル・ダンディー」のポスターが浮かんできた。
ワニの前足2本、後ろ足2本の計四袋。
鶏のもも肉のようなビジュアルですが、足の先端部分は鱗付き。

早速焼いてみましょう。
なかなか迫力あるお姿。
こんな機会じゃないとお目にかかれない貴重なお肉です。
隣のソーセージと比べて貰うと、立派な大きさだとご理解頂けるでしょう。

おっ!!
爪まで残っている。
そういえば、世界には昆虫やワニを食用にしている国があるのを思い出した。
ありがたく、頂こう~。
鶏肉のような淡泊な味わい。
ギュッと肉が締まっていて、固く食べ応えがありました。
普通に切り分けられて出されたら、何の肉かわからないでしょうね。

最後はしっかり、「僕(ワニ)と握手」。
東京ドームシティで良く見る光景。
でもヒーローとじゃなく、倒される悪役との握手に見える・・・。
企画運営、ありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いします。
○「昆虫食 TAKEO」公式HP
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