他県から来られた方には、宇都宮という街はわかりづらい印象を持たれているのかも。
餃子の街といっても有名店が駅前や繁華街に軒を並べているわけでもないですし、
次々開通する幹線道路添いには、全国どこにでもあるような大型店がズラリ。
中心地からちょっと離れた場所や路地裏に素敵なお店があったりと、口コミやタウン誌に頼る部分が多くあるのが現実の様な気がします。
一歩踏み込むと発見が多く、噛めば噛むほど味が出る「スルメのような街」です。
「ル・マグノリア」さんも、そんな路地裏の住宅地にある隠れ家的なお店。
作新学院南の細い路地を入った場所にあります。

お店の名前にもなっている白木蓮。庭に大木が植えられています。
今年も残念ながら時機を逸し、わずかに残った二・三の花しか見ることが出来ませんでしたが・・・

開業時に植えられた「紫木蓮」の立派な花のつぼみを見ることが出来ました。
この木が大木になる頃には、シェフのご子息がお店を切り盛りしているのかな。

店内からも庭の草花を眺めることが出来ます。
吹き抜けの天井まである開放感ある窓からは、春の温かい日差しが差し込みます。

奥にはグッと落ち着く和風の部屋も。

この日もカウンター席に座り、ひとりでランチ。
シェフやマダムの優しい心配りで、楽しい食事になりました。
ランチは1480円から。
今日はBランチ・お魚料理メインのランチコース1780円を頂くことにしましょう。
まずは大皿にオードブルの盛り合わせが。

「イイダコのトマト煮」
柔らかく煮込まれたイイダコ。それ以上にこのトマトソースが絶品でした。

「チキンとレンズ豆のテリーヌ」。自家製ピクルスが上に。レンズ豆がイイアクセント!

「菜の花と那須産春香うどの粒マスタード」。
歯ごたえを楽しみながら、春を満喫させて貰いました。

「サラダ」には自家製人参のドレッシング。彩りも美しい。

自家製パンはお代わりOK。
もっちりプレーンと、桜のパンの二種類。

本日のスープは「新玉葱とアサリのスープ」。
光合成でデンプンではなく糖を蓄える玉葱。この甘みは格別。

中には丸々と太ったアサリが入っていて、甘みと旨味が優しく入ってきます。

メインの魚料理は「スズキのムニエル 生海苔のクリームソース」
皮のパリッと感が、身のふくよかさを強調させてくれます。
春の生命力豊かな海を思わせるソースも美味しい~。

デザートは「オレンジのパウンドケーキ」&「アプリコットのソルベ」の二種盛り合わせ。

実は評判のデザートを5種盛りにグレードアップできる企画を開催中。
奥様同士、会話に花を咲かせたい方には最適なのでは。

最後にアイスコーヒーを頂いて。
のんびりとした春の空気を感じながら、美味しく頂きました。
○「ル・マグノリア」住所:宇都宮市鶴田町2154-13
電話番号:028-678-3311
定休日:水曜日
営業時間:11時30分~15時(L.O14時)、18時~22時(L.O21時)
公式HP、
公式ブログ、
栃ナビHP
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コメント
Cindy
この春はとりわけ仕事が忙しくて結局伺えず仕舞いに・・・
非常に残念でなりません(まるで自身のブログのようです・・・) (´・ω・`)
でも、poolさんのレポでその愛らしい姿(紫木蓮も!)を見る事ができました♪ (〃∇〃)ノ
お料理については・・・素晴らしくて、もう、ため息が出るばかりです・・・
2012/04/20 URL 編集
le magnolia chef
大木の片隅で、ひっそりと、力強く成長している紫木蓮も、
数十年後には、我が家の息子たちが見守ってくれる、、、。
そんな日が来るのでしょうか、、、
子供達と共に、大きくなってもらいたいですね。。。
By Chef
2012/04/21 URL 編集
pool
満開の白木蓮を眺めながら食事を楽しむ・・・。
素敵なひとときでしょうね。
お互い実現できるよう頑張りましょう~^^
2012/04/21 URL 編集
pool
こちらこそ、ありがとうございました。
人の成長を見守る庭の木々達・・・、素敵ですよね。
家庭という言葉に、庭という文字が入っているのはそういう意味が込められているのでしょうか。
2012/04/21 URL 編集