交通量が多い今小路通りから、釜川沿いの路地に一本入る。
繁華街から少し外れただけなのに、落ちついた街並みが広がっている。
今夜は久しぶりの「丸萬寿司」。
全国版のグルメ雑誌などにも取り上げられ、食通の方なら知らない人はいない名店。
創業したのは48年前の1971年。
宇都宮の歴史を知る、老舗のお店でもあります。

数週間前から予約をし、伺うことが出来ました。
今宵の宴はカウンター席で。
ひとり八千円のおまかせコースをお願いしました。

お寿司屋さんのカウンターというと、自然と緊張してしまうものですが・・・。
最初の一品に、心癒されました。
おかあさん(女将さん)の「肉じゃが」。
昭和の愛情がしっかり染みた一品です。

酒の肴にピッタリな一品が、次々と登場してきます。
「カワハギの肝合え」

「青森のもずく酢とオホーツクの蟹」
シャキシャキとした食感の青々とした今が旬「もずく」。

「カツオの塩たたき」
無農薬の藁で炙ったカツオ。藁の香りが口一杯に広がります。

「岩手のムラサキウニ」
中央に甘海老を添えたムラサキウニ。上品な甘みに絶句。
幸福感に包まれました。

「つぶ貝と塩水シャーベット」
シャーベット状の塩水の塩気が、つぶ貝の甘みを引き立てます。斬新な一品。
口の中がサッパリ、ついに握りの登場です。

舞台は整いました。
絶品の握りがスタートです。

「カワハギ 肝添え」

「甘鯛の昆布絞め」

「白烏賊」

「神崎の鯵」

「赤貝」

「赤身」

「中トロ」

「イクラ」

「まぐろの頭肉の巻物」

ここで握りは終了。
シャリが小さく、一口で美味しく頂ける。
ここで追加の一品。
イクラのおかわりを頂いたり、新たに「穴子」を追加したり・・・

東京の名店にも通うKさんも大満足してくれた様子。
〆に「シジミのお味噌汁」を頂きご馳走様でした。
今回お付き合い頂いた、Oさん・Sさんもありがとうございました。

この日頂いた夏酒のひとつ「出雲富士 夏雲 特別純米本生原酒」。
席に限りがあるので、ひと月以上前に予約される事をオススメします。
比較的「日曜日」は、予約を取りやすいようですよ。
○「丸萬寿司」住所:宇都宮市二番町2-21
電話番号:028-633-1988
定休日:水曜日、第三日曜日
営業時間:17時30分~22時
公式フェイスブック、
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