「和洋折衷」ならぬ、「和錫折衷」の料理が楽しめる「食堂酒場 38HOUSE」。
オリオン通りから一本入った、鉄砲町通り沿いにお店があります。

「錫」と漢字国名一文字表記(略称)されても、ほとんどの方はどこの国かわからないことでしょう。
かつての国名「セイロン」を錫蘭とも書いたことから、スリランカの略語は「錫」。(他の表記もあるようです)
もちろん私もわからず、グーグル先生に教えて貰いました。
(スリランカは多くの遺跡が残っており、
見所満載だとMさんから教わりました。
特に5世紀に作られた天空宮殿「
シーギリヤ・ロック」は素晴らしかったとのこと。スリランカへの関心が高まりました。)
ランチ営業もやっており(2019年4月は、日曜日の昼営業のみお休み)、「スリランカカレー」と「おばんざいセット」が頂けます。
前回食べた「スリランカカレー」が忘れられず、三度お店に伺いました。

入るとすぐ、おかあさんが笑顔で迎入れてくれました。
「手作りの体に優しいおつまみとごはん」はおかあさん担当。
「本場のスリランカ料理」は、夜営業で活躍しているスリランカの方が担当しているみたいです。
夜の黒板には「和錫折衷」の料理が並び、個性的です。

早速「スリランカカレー」1080円(税込)をお願いしました。
カウンター席に座り、ぼんやりテレビを眺める。昼間テレビを見るのは、いつ以来だろう・・・。

「スリランカカレー」の登場。
二種類のカレーが楽しめます。

この日は「イノシシ」のカレー。
獣臭など皆無。イノシシとしては柔らかく、かつ弾力あるお肉がたっぷり。
日本人のイメージするカレーとは違い、お肉のカレー味煮込みという感じ。食べ応え十分です。
スパイスがきいていて、じわっと額から汗が噴き出てきます。

もう一種類は「ダル(豆)」のカレー
ホクホクと優しい食感、味わいも穏やかで日向ぼっこをしているような感覚に包まれました。
前回頂いた「豆カレー」とは違う豆が使われ、味わいもまったく違っています。

中央には、細長い「バスマティライス」。
ぽそぽそとしていて最初はモノ足らなく感じますが、最後にはグッとお腹に貯まる不思議なお米。
異国のカレーを食べているという実感がわいてきます。

食後には、プチデザートと

ホットコーヒーでご馳走様でした。
腹持ちも良く、夜までお腹が空くことがありませんでした。
○「食堂酒場 38HOUSE(サヤハウス)」住所:宇都宮市曲師町2-16
電話番号:028-348-2930
定休日:不定休
営業時間:11時30分~14時、17時30分~24時(但し、金・土・祝前日は25時まで)
公式HP、
公式インスタグラム、
公式フェイスブック、
ホットペッパーHP
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