小籠包の美味しさに開眼させて貰ったのは、台湾の「
鼎泰豐(ディンタイフォン)」。
銀座にも支店があるようですが、気軽に食べに行けないのが悲しいところ。
2019年3月18日、栃木県県庁近くに「小籠包 中国料理 芙龍(フーロン)」がオープン。
店名からわかるように、小籠包を看板メニューに掲げているお店。
楽しみにしながら、男子四名でお昼にお邪魔しました。
県庁から県庁前通りを西に。
「
炭火焼 ぱちぱち」の向かい、通りから車一台分奥まった石ビル1階にお店がありました。

ブラウンを基調としたスタイリッシュな店内。
12時を過ぎるとお客さんが次々入店され、あっという間に満席状態。
ランチは1000円(税別)~。
すべてのランチに、「小籠包(3個)」+「サラダ」+「小鉢(本日の前菜)」+「杏仁豆腐(ミニ)」が付いて来ます。

温かい「ジャスミン茶」でおもてなし。
ポットでの提供なのも嬉しい。(無くなると足してくれます)
「サラダ」
「芙龍ランチセット」に付いてくる「小鉢(本日の前菜)」、「胡瓜と紅芯大根の甘辛漬け」。
「芙龍スペシャルランチ」は「小鉢」が2種で、上記の小鉢の他に「蒸し鶏の葱ソース」も。

「生姜」が乗った小皿が運ばれて来ました。
早速、酢醤油を加えて、小籠包の出番を待つばかり。

えっ!?これと小籠包に何か関係あるの?と疑問に思われる方も多いはず。
小籠包の食べ方を写真付きで解説したものが用意されていますので、ご安心くださいね。

高く積まれた「蒸しせいろ」が運ばれて来た!!
台湾などでみた光景そのもの。

ランチに付いてくる小籠包3個。
包み目も美しい~。

箸で持っても破れない、弾力ある皮。
しかし皮は非常に薄く、心地良く口の中で裂けてくれます。
スープは熱すぎず、絶妙な温かさ。
「小籠包は時間が命」と、台湾のガイドさんが教えてくれたのを思い出しました。
提供するのが早すぎるとスープが熱すぎて食べられず、遅いと皮に粘りが出て美味しく頂けない。
「鼎泰豐(ディンタイフォン)の大ファン」を自認するNさんが、「鼎泰豐(ディンタイフォン)の小籠包に実によく似てる!」と驚きの表情。そこで店員さんに店主がどこで修行されたか尋ねてみました。

「確か、「銀座アスター」で修行されたはずです」と。
グランドメニューに経歴が書かれていると、わざわざ持ってきてくれました。
「鼎泰豐」で点心を学び・・・と書かれてある!!
さすがNさん、大当たり。大ファンは自認ではなく公認にしてさし上げます。

グランドメニューには、様々な小籠包が載っていました。
11月~5月限定で「イチゴ入りショウロンポウ」!!
「
いちご王国・栃木」の国王が知ったら、さぞ喜ぶことでしょう。
小籠包を食べながら台湾ビールを飲んだら、最高でしょうね。

おっと、まだランチの途中でした。
それぞれのメインディッシュがやってきました。
「芙龍タンタン麺セット」1000円(すべて税別)
麺は細麺。

「五目焼きそばセット」1200円
たっぷり具材と餡で、麺が見えません。

「蟹炒飯セット」1300円
パラパラのご飯が美味しそう。

そして私は「芙龍麻婆豆腐セット」1400円
プリッとした海老と穏やかな辛さの「エビチリ(ミニ)」

グツグツと音を立てながら鉄鍋で熱せられた「麻婆豆腐」。
見た目は舌も痺れるような辛さに思えましたが・・・。
旨味とコクがある上品な辛さ。
刺激は抑えられ、お年寄りや女性も美味しく頂ける味に仕上がっていました。

たっぷりご飯に、溶き卵のスープ。
麻婆豆腐をご飯の上に。あっという間にご飯が無くなりました。

透き通る甘みの「杏仁豆腐」で〆。
上品な中華で、接待などでも使ってみたいお店でした。
○「小籠包・中国料理 芙龍(フーロン)」住所:宇都宮市本町9-4 石ビル1F
電話番号:028-678-6431
定休日:日曜日
営業時間:11時~15時(L.O14時30分)、17時~22時(L.O21時30分)
公式HP、
ぐるなびHP、
栃ナビHP
(追伸)
2019年6月から、日曜日定休に加え「第二・四月曜日」も定休日になります。
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