南伊東駅から徒歩で四分。
「割烹 きよ仲」で、今宵の宴が開かれる。
交通量が多い幹線道から一本路地裏に。心地いい川のせせらぎが聞こえて来た。
松川という川沿い。落ちある住宅地にお店がありました。

暖簾を潜って店内に。
今回利用させて頂いたのは、二階の宴会席。
一階には個室やカウンター席など多彩な席が用意されているようでした。

昭和22年創業。
芸者置屋から始まり、温泉旅館、そして割烹料理店に転業したのが昭和47年のこと。
歴史あるお店で、伊豆の山の幸、海の幸を堪能させて頂こう。
「割烹 きよ仲」自慢の天ぷらを中心とした宴会コースをお願いしました。

竜宮城の贈り物!?
玉手箱のような木箱から、前菜とお造りが登場。
前菜「胡麻豆腐」「白和え」「わかめの和え物」
わかめの旬は3月~5月。
春を告げる「生わかめ」は、なんていい味わいなんだろう。

お造り「平目、アジ、ホウボウ」。
モチッとした弾力、旨味もたっぷりで、みなさん大喜び。

静岡の地酒「磯自慢」。
今ではなかなか手に入らない幻の日本酒。
クセがなくてスッと綺麗に入っていく。料理の邪魔をしないのも嬉しい。

お店の看板料理のひとつ、「豚の角煮」。
幹事がどうしても皆さんに食べて頂きたくて、お店にお願いして宴会コースに入れて貰いました。
下味に漬け一晩寝かせて、8時間じっくり時間をかけて蒸した一品。
余計な脂が抜け、濃厚でいてしつこくない。幸せ気分にさせてくれました。

「金目鯛 姿焚き」
堂々たる大きさ。この一匹を贅沢にも四人で頂く。
身を崩れさせずに煮込めるのですから、どれほどの大鍋を使っているのか想像が付かない。

たまり醤油とはちみつで煮付けられた金目鯛。
肉厚で食べ応え十分。
どんぶり飯と共に頂いたら、何杯食べられることやら。
カシラの部分も残すこと無く、綺麗に美味しく頂きました。

看板料理、天ぷらの登場です。
人数が多いので、揚げたてをひとりひとり順番に出してくれました。
サクッと軽快。油の良さを感じます。
宴の終盤ですでにお腹一杯なのに・・・。
食材の美味さが閉じ込められた天ぷらで、箸を置くタイミングを失いました。

天つゆと、山椒塩。
もっぱら山椒塩で頂きました。

穴子の天ぷら、丸々一本!!
ふんわりサクッと。骨もカラリと揚げられていて、嬉しい一品。

食事は小海老のかきあげ丼。味噌汁と香の物も付いて来ます。
大ぶりの小海老がたっぷり。
プリッとした食感も楽しく、いつまでも食べていたい・・・。

「わらび餅」でご馳走様でした。
女将さんやスタッフの皆さんも優しく対応し貰いました。
来年も川奈ホテルに来ることがあったら、是非立ち寄りたいお店でした。
○「割烹 きよ仲」住所:伊東市岡75-33
電話番号:0557-36-0338
定休日:不定休(予約をオススメします)
営業時間:11時30分~14時30分、17時~21時
公式HP、
ホットペッパーHP
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