立春も過ぎ、春の気配が近づいて来ました。
春告げ草とも言われる梅を愛でに、水戸の「偕楽園」に足を伸ばしてきました。
岡山市の後楽園や金沢市の兼六園と並んで日本三名園のひとつに数えられています。
灯台もと暗し。
車で気軽に行ける距離にあるのに、お邪魔したのは一度だけ。
どんな公園だったか、ほとんど記憶に残っていませんでした。

JR水戸駅から車ですぐ。
広大な公園の一部に「偕楽園」がありました。
隣接する千波湖周辺の拡張部を含めた「偕楽園公園」は、都市公園としてニューヨークのセントラルパークに次いで世界第二位の面積を持っているそうです。
羨ましくなるほどの広大な敷地。
「好文亭」以外は無料開放されているので、多くの人が散策を楽しんでいました。

無料の駐車場に車を止め、どこから見始めようか地図を見ながらしばし思案。
まずは「表門」を目指そう!!
孟宗竹の竹林を抜けて・・・

「表門」に到着。趣ある落ちついた佇まい。
予想外にこぢんまりとしている。
あとでわかりましたが、「御成門」が一番立派でした。

そこから3000本植えられているという梅林へ。
やはりまだ梅の季節には早すぎた様子。

でも早咲きの品種の梅が所々に可憐な花を咲かせていました。




徐々に蕾が膨らんでいく様子が伺えました。

2月1日現在開花した梅は120本。
下記の公式HPで、開花の様子がUPされますので参考にしてください。

2019年2月16日~3月31日の期間、「水戸の梅まつり」が開催されます。

様々な場所で準備作業が進んでいました。

無料開放していた駐車場も、期間中は有料に。
多くの人で賑わうんでしょうね。

偕楽園の中の唯一観覧料がかかる「好文亭」。
小高い場所に建っている建物で、藩主夫人などが使用し歌会や養老の会などが催されたとか。

三階建てになっている建物から園内を一望。
暖かくなり緑濃い季節には、爽快な風を全身に浴びながら景色を楽しめることでしょうね。
○「偕楽園」住所:水戸市常磐町1-3-3
電話番号:029-244-5454
休園日:なし(好文亭は12月29日~12月31日)
入園料:無料(好文亭は大人200円、小・中学生100円)
公式HP
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同じく、水戸藩主、徳川斉昭によって建てられた「弘道館」。(偕楽園も徳川斉昭による)
藩士とその師弟が、学問や武芸を学ぶ藩校として開設されました。
「弘道館」にお邪魔したのは、今回初めて。

古きモノが大切に残されている・・・。
水戸のプライドが伝わって来ました。

弘道館の梅も開花しているのは数本のみ。
もうすぐ美しい季節がやってきます。

2019年9月には、水戸城大手門の復元工事が終了します。
完成した折には、ゆっくり散策しにお邪魔しよう。
○「弘道館」住所:水戸市三の丸1-6-29
電話番号:029-231-4725
休館日:12月29日~12月31日
観覧料:大人200円、小・中学生100円
公式HP
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