前回の台湾旅行で果たせなかった夢を叶える!!
これが今回のミッション。
どんな夢かというと・・・「
臭豆腐を食べる」こと。
中国大陸、台湾、香港などの華南、そして北京などの華北で「臭豆腐」が食べられています。
但し旅行者が庶民の食事に遭遇する機会は稀。
台湾旅行に「夜市巡り」が組み込まれていることが多く、そこで臭豆腐と遭遇した人達の口コミで「台湾=臭豆腐」のイメージを根付かせたのかもしれません。
豆腐の加工食品である臭豆腐。
2016年、誰かがJR関西本線の普通電車に臭豆腐を持ち込んだことで異臭騒ぎとなり、2時間余り不通になったという事件がありました。それほど日本人には耐えられない「臭さ」らしい。これは是非体験したい!!
ということで出発前から旅行社の方に、滞在するホテル近くで臭豆腐を食べられるお店を紹介して貰っていました。
「コスモスホテル(天成大飯店)」。
1979年開業のホテル。台北駅のすぐそばで、非常に便利なホテル。
昼から営業していて衛生面なども配慮し、屋台ではなくホテルを紹介してくれたのでしょう。

三階にあるレストラン「ジェイド・翠庭」のメニューに有るらしい。
11時30分の昼営業開始と同時に店内に入りました。

広い中華レストラン。
回転板付きの円卓がたくさん並べられています。
窓の外には行き交う車やバイク。台北は大都会。

早速メニュー表で「臭豆腐」があるのか、確認。
あれ?「素」と「無印」の二種類ある。「素」と書かれた方は肉を使わず、ベジタリアン用の模様。
「砂鍋臭豆腐」NT$380(1444円)をすかさず注文。(今回は、NT$1=3.8円で計算します)
あとは、このお店のオススメメニューをお願いしました。

早速「烏龍茶」が運ばれてきました。
固形燃料が下に置かれ、ずっと熱々が飲めました。
レストランではお茶が出る出る。結構飲ませてもらいました。

ビールを頼んだら、「大根のお新香」が。
コレが美味しくて、ビールが進みました。

「海老とパイナップルの炒めもの」
パイナップルというと酢豚を思い出しますが、エビマヨとパイナップルの組み合わせ。
パイナップルはさほど甘みが強くなく、サッパリと頂けました。

「貝柱とアスパラ炒め」
こちらも安定の美味しさ。味付けも上品。

「塩漬け魚と鶏肉のチャーハン」
3人でお邪魔し、お腹を満たすのに十分なボリューム。

あれ?なにか重要なものを忘れている・・・。
そうだ!!最初に頼んだ「臭豆腐」がまだ来てない!!
催促して、ついに「臭豆腐」とのご対面です。
鍋に入った臭豆腐。
お肉のような、内臓系のような、血の塊のような、ものも入っている。
「これは何か?」と聞く前に食べてみよう。聞いたら食べられなくなってしまいそう~。

パクチー入りの辛いスープ。これはこれで美味しい。
スープの中から「臭豆腐」が5つ出てきました。
見た目は、「すが立ったお豆腐」。
箸で切り分けしていざ食べようと口に近づけたら・・・。
来た!!生搾りの雑巾が腐ったようなニオイ。結構強烈!!
食べてみると、「す」にスープが染み込み、普通の豆腐より味が濃く感じました。
酒飲みの私、Kさんは「いける!!」と2個づつ食べましたが、お酒をほとんど飲まないTさんは一個でギブアップ。
相当堪えたようです。
臭豆腐に集中してしまったお蔭で、謎肉の正体を聞かずじまい。
でもこれで一つ夢が叶い、満足!!
と思いきや、「臭豆腐は揚げ・茹で・焼きなど多彩な料理がある。」「お店によって味が違う」等々新情報が入ってきました。よし、色んな場所で臭豆腐にチャレンジしてみよう!!
台湾の旅は始まったばかり、臭豆腐との数多くの出会いが待っていました。
○「コスモスホテル(天成大飯店)」公式HP
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