お無沙汰しているうちに、「その先に・・・」大きく前進していました。
一年ぶりに、ろまんちっく村近く新里街道沿いにある「クーリ・ルージュ」にお邪魔しました。
毎回、日本を遠く離れ、フランスの田舎町に来たような気分にさせてくれます。

この地にお店を出して、来年1月で丸8年。
止まること無くちゃくちゃくと、理想のお店に向け進化を遂げています。
まるで終わることなき拡張&改修を進めている「ディズニーランド」みたい。

手作りの「テラス席」が完成していました。
網戸越しに気持ちいい風が入ってくる。
これからの時期、テラス席のベストシーズン。

テラスの隅に、昔ながらの手押しポンプ。
単なるオブジェかと思いきや、電動で動き地下水が出てきた!!

出てきた水はテラスの外に。
そこから竹の樋を伝わり・・・。庭に作られたメダカ池に。
ここでの生活を満喫してる!!ニコニコ笑顔で作っているシェフの姿が目に浮かぶよう。

一番の製作物といえば、庭になる生ハム熟成庫。
許可を渋る保健所との交渉には、時間を要したようです。
こちらで自家製の生ハムやチーズを熟成中とのこと。

またひとつ小屋が増え、ここを将来のパン工房にしたいと。
やまももなどの栽培を始めたりと、大人の楽園構想は終わりが見えません。

さて、ランチを頂くことにしましょう。
店内とテラス席の仕切りにはスライドサッシ。現在は絶賛開放中。

今回も様々な料理をいただきたいと、「メニューA」2985円(税込)をチョイス。
メイン、デザート、ドリンクは数種類から選ぶことが出来ます。

まずは「前菜一皿目」。
大皿に彩りよく料理が並びます。
中央ににはノンオイルの黒ゴマドレたっぷりのサラダ。
ヤリイカのスミ煮、コリンキーのサラダ仕立て、自家製ハムが手前に。

奥には「栃木県那須産セップ茸(ポルチーニ茸)のフラン」。
栃木でセップ茸(ポルチーニ茸)が栽培されているんですね。

「ごぼうのポタージュ」
食材をふんだんに使い、そのものの旨さがよく表現されています。

ほっこり笑顔になる「里芋のグラタン」。
前菜だけでも秋の味覚を堪能させてもらいました。

自家製パンは二種類。

前菜二皿目。
クーリ・ルージュのオリジナル”黒麺”のパスタ
たっぷりセップ茸(ポルチーニ茸)のパスタ。大喜び!!

メインは一番最初訪れた時に選んだこの品、「そば粉のガレット ブルーチーズ」。
目の前でヨーグルトのようなフレッシュで酸味ある自家製チーズを削ってくれました。

サラダの下には、溢れんばかりのブルーチーズ入りガレット。
口の中に満たされる熱々のブルーチーズ。中毒性ある一品です。
但しブルーチーズが苦手という方は、通常のガレットをお選びください。

デザートは「シェフ渾身のチーズケーキ」+200円をチョイス。
まさに「チーズ」のケーキ。チーズの旨味がギュッと詰まってます。
ブルーベリーとミルクのジェラートが添えられていました。

〆はホットコーヒー。
遅い時間にお邪魔したので、この日ランチの最後の客に。
コーヒーを飲みながらしばしシェフと楽しく会話させてもらいました。

自然豊富な周辺地域との連携も模索しているとのこと。
先日は大谷石採掘場跡でのディナーを行い大盛況。
日本一の竹林、若山農園の筍で作った「ごはんの友」も大人気だそうですよ。
○「レストラン クーリ・ルージュ(COULIS ROUGE)」住所:宇都宮市新里町丙33-2
電話番号:028-678-8848
定休日:木曜日
営業時間:11時~15時(L.O14時)、18時~21時(L.O20時30分)
公式HP、
公式ブログ、
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