「宇都宮市といえば・・・」という問いに、最近ではもっぱら「餃子」と答える方が多いことでしょう。
でも私が学生時代には「大谷石」と答えていました。
旧帝国ホテルで使われた大谷石。塀や蔵として重宝がられた建築素材。
今では内装材の一部としても使われるようになり、独特の温もり感が人々の心を癒してくれています。
宇都宮市内にも大谷石の蔵が数多く残っており、レストランやギャラリーとして再利用しているケースが。
ここ「Dining蔵 おしゃらく」さんも、その中のひとつ。
2011年5月にオープンして以来、多くのお客さんで賑わっています。

昭和13年に建てられた市の施設「旧公益質屋」として使われてきた蔵。
目の前には国の登録有形文化財にもなっている「松が峰教会」があり、街中で大谷石を味わえる貴重な場所。
まもなく、見事な桜も楽しむことが出来ます。

おしゃらくさんにはオープン時以来の訪問となりました。
実は何度か満席で断念したことが。でも幸いにこの日は席が空いており、入店することが出来ました。

3月から春メニューに変わり、ランチは3種類。
「山のいも慈養膳プレート」1360円をオーダー。

大谷石の岩肌に癒され、非日常空間で過ごす時間も気持ちいい。

美しい大皿に乗ってお料理が登場。
一品ずつお料理を説明してくれました。目でも楽しめるプレートです。

サッパリとした「メカブと山芋の和え物」

「桜姫鶏の棒々鶏」

「山芋の磯辺揚げとノビルの天麩羅」

「焼野菜」春キャベツ、人参、ブロッコリーなどを塩麹のドレッシングに付けて

そして「すり下ろしの山芋」

玄米ご飯とワカメのスープが付いてきました。

早速、山芋を玄米ご飯に!!
う~ん食が進む。
ヘルシーなお料理が並び、味も外食としては薄め。
奥様方のハートをしっかり掴む内容に仕上がっていました。
シンプルな焼野菜も美味しかった~。

デザートも女性好み。チョコチョコと品数多く並んでいます。
「わらび餅、桜のアイス、バニラアイス、ガトーショコラ、そしてバナナのシフォンケーキ」

ドリンクにホットコーヒーを頂いて〆。
ここには先日パパになったばかりの知人が働いており、
忙しい厨房から出てきた彼へお祝いの言葉を伝えることが出来ました。
今度は夜のおしゃらくさんにお邪魔しますね。松が峰教会の満開の夜桜を眺めながら・・・。素敵だろうな~。
○「三友学園食堂部 ダイニング蔵 おしゃらく」住所:宇都宮市宮園町8-9
電話番号:028-638-0409
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
営業時間:11時30分~15時(L.O14時)、18時~23時(L.O22時)
土日祝日はカフェ営業もやっています。(15時~17時)
栃ナビHP
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