「ありがとうございまーす!」
店内に響く通る声。
窓辺のカウンター席から見える、済んだ秋空のようにで気持ちいい。
インターパーク近くにある「あたりや」。
北関東自動車道の高架そばにお店がありました。
店内は満席。
玄関先の用紙に名前を書き、小さなお子さんを連れたお母さんのあとに並びました。
あれ?通常のラーメン店より、女性客が多いような気がする・・・。
窓が大きく明るい店内が印象的でした。

窓辺のカウンター席に。
お邪魔する前から食べたいラーメンを決めていました。
「トムヤムらー麺」。
辛味と酸味が織りなす魅惑のタイスープ、トムヤムスープのらーめんを頂こう。
裏面にも、そして店内の壁にも様々なメニューが書かれています。
どれも美味しそうで、初心がぐらつき始める前に無事オーダー完了。
あれ?お隣の人が食べている夏季限定「冷やしまぜトムヤム」もすご~く美味しそう。

注文したのは、トムヤムといえばクン(海老)。「海老トムヤム」850円(すべて税込)
「ギョウザセット」230円も追加しました。
お膳に乗って登場してきたラーメンは、どことなくお洒落。
ギラッ付くような脂が浮いたスープとは違う。
チャーシューじゃなく、海老がトッピングされているのも、お洒落に見えた要因かも。

スープをひと飲み。
化粧っ気がないスッピン美人というような味わい。とんがった酸味や辛味がなく、実にまろやか。
「食べ方ご存知ですか?」とお膳が運ばれてきたとき聞かれ、教えてもらっていました。

「そのまま食べても美味しいですが、別添えの100%レモン汁、ナンプラー、生唐辛子にんにくラー油で味を変えてどうぞ」と。試してみると、記憶の中にあるトムヤンクンにどんどん近づいていく。
目元パッチリ、つけまつ毛が長い。白い柔肌に、真っ赤なリュージュ。
そうか、トムヤンクンは化粧バッチリで群を抜いた美人さんのような味わい。
その結果好き嫌いもハッキリしちゃうという欠点も。
何も加えない「海老トムヤム」のスープは、誰にでも愛されるかわいこちゃんに仕上がっていたんです。

私はタイ特有の香辛料たっぷりトムヤンクンが好きなので、別添えの「パクチー」を加えて完成。
自分だけの「海老トムヤン」ラーメンを頂きます。

食べごたえある中太麺。
もっちりとた食感も素敵です。

ギョウザは、しっかりとした皮の中に肉汁たっぷりの具が。
肉汁が溢れ出します。

ギョウザと共にライスをパクリ。
あれ?ご飯が美味しい~。ラーメン店でここまで美味しいごはんが頂けるとは・・・。

ご飯は半分以上残して、トムインスープに投入。
オジヤとしてスープと共に頂きました。
食べていても疲れないラーメン。体に優しく感じました。
○「あたりや」住所:宇都宮市東谷町116-1
電話番号:028-688-7719
定休日:月曜日(祝日の場合営業、翌日休み)
営業時間:11時~15時(L.O14時30分)、日曜日限定夜も営業17時30分~20時30分
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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