経済発展が華々しい「ベトナム」。
かつて日本が世界から多くのことを学んだように、ベトナムから多くの留学生が日本に訪れているようです。
そんな彼らとの交流から、私達日本人も大いに学び吸収すべき時期に来ていると感じています。
かつて渡来の文化や価値観を吸収し、日本流にアレンジし定着させてきた先祖たちを見習っていきたい。
2018年8月10日、栃木県庁近く八幡山公園通り沿いにベトナム料理のお店がオープンしました。
オーナーもシェフもベトナム人が営むお店とのことで、友人Sさんから紹介されました。
お店の名前は「SEN」。ベトナムでは蓮の花を意味する言葉。蓮は国の花なんだそうです。

モンクール塙田の2階。
どうやって上がるのか、一瞬戸惑いました。
建物の北側、新殿さんの入り口奥に隠れるように階段がありました。

2階すべてを店舗として利用。
この日はオープン二日目ということで、海外から日本に留学してきた若者たちが多くいました。
後ろではベトナムの女性とアジア系の男性が日本語で話してる。(女性の方が先輩みたい)
専門学校で日本語を勉強中ということですが、お二人とも綺麗な日本語を使っていました。
アウェイ感は無く、将来の日本の姿を垣間見たような気がして、楽しかったです。
テーブル席とカウンター席があり、外が眺められるカウンター席に。

窓からは栃木県町と、解体途中の「栃木会館」を見ることができました。

ランチセットはお邪魔した時は三種類。
揚げ春巻きと生春巻き、デザートがデットになっています。
「鶏のフォー」990円(すべて税別)をお願いしました。

早速「揚げ春巻き」と「生春巻き」が登場。
ナンプラーや唐辛子が入った専用タレ(ヌックチャムというのカナ?)を付けて。
揚げ春巻きというと、日本の春巻きを連想しましたが、皮が薄くてサクッといただけました。
どちらも一口サイズ。野菜もたっぷりでヘルシー。

さほど待たずに「鶏のフォー」到着。
大きく柔らかい鶏肉が上に。見た目が涼しげで、食欲も湧いてくる。

パクチーやレモンは別添え。
もちろん喜んで投入。後半レモンを絞ると、スープの風味が変わりさらに美味しく!!

滑らかな口当たりのフォー。
ふわっと舞いながら軽やかに入っていきます。

スープは雑味がなく綺麗な旨味。
飲んでいても疲れず、スイスイと飲んでいたら・・・。綺麗に飲みきっていました。
お腹は満たされたのですが、重さは感じない。

デザートは「もち黒米とヨーグルト」
初めて食べる味わい。ほのかに甘く弾力有るベトナム風アンコに、酸味有るヨーグルトが組み合わさった一品。
クラッシュアイスも添えられ、入れるとコリッとした食感が加わり面白さが増しました。

帰り際、オーナーと話ができました。
なんと多くのマスコミで取り上げられたオリオン通り内の空き店舗活用ショップ「
ベトナム料理Cam On(カムオン)」の代表者だった方。当時大学生だった彼が1年間という期限の中で、日本でお店を経営していたんです。
まだまだ日本に紹介したいベトナム料理があるということで、順次メニューを増やしていきたいと語ってくれました。
まっすぐ将来を見据え真摯に語る言葉には、力がありました。
○「ベトナム料理 SEN」住所:宇都宮市塙田2-5-5 モンクール塙田2F
電話番号:028-612-6745
定休日:未定(2018/8は無休、9月以降週一休みの予定)、月曜日になった模様
営業時間:11時~14時30分(L.O14時)、17時~23時(但し金、土、祝日前日は24時まで)
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