霧降高原のニッコウキスゲが見頃を迎えました。
例年だと6月中旬から7月中旬と言われていますが、今年は開花が早まり7月初旬で見頃が終わりそうとのこと。久しぶりに美しいニッコウキスゲを愛でたいと、車を走らせました。
霧降高原に来るのは久しぶり。
お洒落なカフェなどが通り沿いに出来ている。
有料道路だった頃が懐かしい(2006年に無料化)。見るものが新鮮にうつりました。
「霧降高原キスゲ平園地」に到着。無料の駐車場が完備されていました。
下界は猛暑のようですが、標高1345mのこの場所は涼しい風が吹いています。
といっても24度。思ったよりは暑かったです。
霧降高原レストハウス(定休日:年末年始のみ)にはレストランや無料の休憩場も。
ニッコウキスゲを求め平日ですが多くの人で賑わっていました。

右手は「丸山」1689m。左手に見えるのは「小丸山」1601m。
奥には「赤薙山」2010mの山が見えます。
ニッコウキスゲが咲く斜面は、小丸山山頂まで。
以前は日光市営「霧降高原スキー場」があった場所。(2003年閉場)。
スキーのためのリフトがあり、スキー場が無くなったあとも夏山登山用にリフトを稼働させていました。
稼働していた頃に来たことがあり、そのリフトに乗ってラクラクと小丸山まで登れました。
リフトが無くなった今、どうなっていることやら・・・。

小丸山まで階段が設置され、綺麗に整備されていました。
鹿の食害からニッコウキスゲを守るため、エリアをブロク!!

「天空回廊」と呼んでいる1445段にも及ぶ階段が小丸山展望台まで設置されていました。
リフトから見下ろす形で鑑賞していたニッコウキスゲでしたが、間近で見ることが出来ました。


中間地点の避難小屋まで、階段コース以外にゆるい傾斜の周遊コースも用意されています。
ところところにベンチが用意され、距離は長くなりますが苦もなく登ることが出来ます。

また天空回廊周辺の案内地図が随所に設置され、今どこ辺りにいるのか確認できます。
この地図を見ながら、無理せず登っていって下さい。

一面に咲く黄色いニッコウキスゲ。
まさに見頃到来です!!


視線を上げると、「なんじゃこれ!!」
傾斜最大角度36度という小丸山展望台に向かって、一直線に伸びている階段。
見るからに修行のレベル。

中間地点の避難小屋まで到着し、階段を見上げたところで下山を決定。
タオルや飲み物を持ってきてなかったので、このまま涼しい顔して帰ろう~。

帰りは階段で。
でもこの階段、結構膝にダメージが来るんです。
帰りの体力も考慮して、楽しんで下さい。


下界を見下ろすと、靄がかかっている。
相当暑い空気で覆われているのでしょう。

早くもトンボが飛び交っていました。
○「霧降高原キスゲ平(だいら)園地」公式HP
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