蕎麦をすする。
口の中で広がる蕎麦の香りが心地いい。
「手打ち蕎麦 ゆうり庵」。
産業通り沿い、国道123号線と鬼怒通りとのちょうど中間あたり。
昨年末にオープンして以来、私のお気に入りの一軒になりました。

今日はどんなお蕎麦があるのかな?
入ってすぐ、「本日のお蕎麦」がズラリと掲示されています。
季節の変わり蕎麦は、「木の芽切り」が終わりを迎え、「抹茶切り」が登場したばかりの頃。(お邪魔したのは先週初め)
現在新たな変わり蕎麦、「大葉切り」も始まったようです。

今回はオヤジ四名でお邪魔しました。
Nさんは「鴨汁そば」1000円+大盛200円(すべて税込)。
女性らしい繊細な蕎麦だと喜んでいました。(店主は、若き女性蕎麦職人)

Kさんは「にしんそば」1000円
梅雨寒の影響で風邪気味だというKさんは、温かいにしんそばを食べ体調が回復したみたい。

Tさんは「さらしな生一本」800円+「にしんの煮付け:350円
素麺より細い麺。
それでいてちゃんと蕎麦の風味を味わえたと驚きの表情。

大学が京都だったことから、蕎麦といえばニシンというTさん。
学食で初めて食べた「にしんそば」。京都ではどこの蕎麦屋さんでもあったのに、関東には無くて内心残念だったと。
ニシンがメニューにあって、嬉しそう~。

そして私は「抹茶切り おせいろ合盛り」750円+大盛200円
美しい色合いにうっとり。雨に濡れた青葉が、鮮やかな色合に輝いているみたい。

最初から最後まで緊張の糸を緩めない。きっちり真面目に細切りされた美しい蕎麦。
繊細な中に芯の強さを感じます。

「おせいろ」と「抹茶切り」とでは、蕎麦の弾力や舌触りが微妙に違っているのも面白い。
抹茶の香りはさほど強くなく、蕎麦として美味しく頂けます。

枕崎の鰹節で作った蕎麦つゆが、上質で爽やかな旨味を届けてくれました。
〇「手打ち蕎麦 ゆうり庵」住所:宇都宮市陽東2-4-4
電話番号:028-680-4349
定休日:日曜日
営業時間:11時~15時(L.O14時30分)
公式HP、
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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