「たった三歩で、3つの県を回れる」
山や河川が県境というケースが多い中、平地にある栃木・群馬・埼玉3県の境界点が密かな人気スポットになっているとのこと。県の境を跨ぐだけで興奮するのに・・・。県の端に居ると思うだけで、隅っこ好きにはたまらないはず。
2018年4月、3つの市町が約600万円の費用を出し合い、
周辺を整備したとの新聞記事を見て、この機会にとある休日家を出ました。
さて、家を出たのはいいけど、どこに行けばいいの?
境界点には住所があるわけではないので、ナビにどう指示を出せばイイか地図を見て思案することしばし。
近くにある公共施設と言えば、埼玉県加須市にある「道の駅 きたかわべ」。
この地を目的地にして出発!!この選択は正しかったです。
「道の駅 きたかわべ」は谷中湖(渡良瀬遊水地)そばにある道の駅。
展望デッキからは、一望することが出来ます。

地元の食材を使ったレストランでは、手打ち蕎麦やうどんが。
そして北川辺地域で生産された農産物の直売所も。

直売所の一角に、品種改良された様々な「メダカ」が売られていました。
それぞれ特徴があり、思わず買っていこうかと思ったほどの可愛らしさ。

おっと、本来の目的を忘れそうになってました。
改めて「三県境」探索をスタート。
こちらの道の駅、小型駐車場33台と駐車場は少ないですが、ここから三県境に行くことを想定して案内板が貼り出されていました。それはありがたい!!

階段を降りて、450m先。
私以外にも見学しに来られた方が何人かいらっしゃいました。

要所、要所にちゃんと案内看板があり、迷うことなくスムーズに。

周辺住民の方が設置したであろう、手作りの案内看板も。
地元の方々に歓迎されているみたいで、凄く嬉しくなりました。

入り口到着!!

民間地のあぜ道を行政が買い取り、舗装された遊歩道が完成していました。
これで雨の日もぬかるむことなく、境界点まで軽快に。

ついに到着!!
不思議に感動が湧いてきました。
海の向こうの世界の果てに到着したような気分。

ここが栃木の果て、群馬の果て。埼玉の果て。
そしてここから三県民の物語が始まる。

元は川だった場所が埋め立てられ、境界点を目の前で見ることが出来るようになったようです。

では三歩で、三県を制覇してみましょう~。
遠方から観に来られたというAさんに実演してもらいました!!

川はどこから流れてくるのか。そしてどこに流れ着くのか。
そんなことを想い、自転車を走らせた子供時代を思い出させてくれました。
○「道の駅 きたかわべ」住所:埼玉県加須市小野袋1737
公式HP○「栃木・群馬・埼玉の三県境」ウィキペディアHP
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