今注目を集めている「大谷エリア」。
大谷石の採掘地として栄えた場所でしたが、建材の多様化によって需要が減退。
観光地としても陥没事故や震災の影響で、衰退傾向でした。
大谷資料館周辺の整備、飲食店の新規参入などで観光地としての脚光を浴びるようになりました。
お邪魔した日は、無料で開放されている市営駐車場は満車状態。
ここでしか味わえない、石の世界を楽しんでいる様子でした。
大谷街道の入口「大谷交差点」にあるのが、「象の家」。
歴史を感じる大谷石の建物を利用した、タイ料理を中心とした東南アジアの料理が頂けるお店です。

海外から来られる観光客の増加を見越し、英語の紹介看板を掲げたというご主人。
店名を直訳したら、絶対飲食店には思えない・・・。(笑

今回は辛いもの好きにも関わらず、「象の家」に行ったことがないという方二名を連れて。
ひとりは学生時代東京のタイ料理専門店でアルバイトをしていたほど、タイ好きの方でした。
どんな反応を示すのか、ワクワクドキドキ。

二名様よりOKの「シェアーコース」ひとり1250円(税込)をチョイス。
是非食べて欲しい名物料理が続きますので、「象の家」が初めての方には一押しコースです。
まずは「ゴイクン(生春巻き)」
美しくカービングされた飾り野菜と共に大皿に乗って。
いつ見てもお見事!!

たっぷりな具材が、モチっとした皮に包まれています。
実にヘルシー。

「トムヤンクン(タイ海老のスープ)」
ゲストお二人の年齢の頃には、口にしたことがなかったトムヤンクン。
今では好物ですが、最初頂いた時のショックが今でも忘れられません。
お二人とも大好物とのこと。当時の私より国際的な味覚をもっていらっしゃる。
辛さと酸っぱさの中に、独特の甘みがたっぷり含まれ、癖になる美味しさです。

シェフおススメの一品料理。
定番数種類+本日おススメ数種類から選ぶことが出来ます。
「下荒針トマトフィールドいしかわのトマトの肉詰め」をチョイス。
水を加えず野菜の水分だけで蒸し焼きしたとのこと。
熱をくわえられたトマト特有のエッジが立った酸味が、旨味ある肉団子との相性抜群。

三人で本日のおすすめから、一品追加
「アジの甘酢ナンプラーソース」700円
丸ごと背開きされたアジの素揚げに、ソースがしっかり染み込んでいる。
日本にはない味わい・・・。でもどこか懐かしくも思えるのですから、不思議です。

タイカレー、インドカレー、イエローカレーから各自チョイス。
二人は辛さ際立つ「タイカレー」、私は甘みある「イエローカレー」

ドリンクを頂きご馳走様でした。

通常「デザート盛り合わせ」は350円。
コースで追加すると300円ということで、思わず追加してしまいました。
満足&お腹いっぱいと言ってゲストの方々も「甘いものは別腹」。
「かぼちゃのお汁粉」「フルーツのアイス」
どちらも二人には初体験の美味しさだったようで、大いに喜んでもらいました。
既存の飲食店に、新規飲食店が加わり、今後さらに「大谷エリア」に人が集まりそうな予感がします。
○「象の家」住所:宇都宮市大谷町1092
電話番号:028-652-1422
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休み)
営業時間:11時30分~14時、17時30分~20時(L.O)
注:辛い食事が多いので、小さなお子さんの入店をお断りしております
公式ブログ、
栃ナビHP、
下野新聞みんなのランチ
(2018/5月の休日告知)
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