店先の黒板や貼り紙を見なくても、お店の情報が手に入る。
お店の方が気軽にSNSを通じ情報発信が出来る・・・、ありがたい時代になりました。
産業道路沿いにある「手打ち蕎麦 ゆうり庵」。
公式フェイスブックを見ると、4月23日~新しい「季節の変わり蕎麦」が登場したとの情報が。
「桜切り」が終了し、「木の芽切り」が登場。
木の芽の蕎麦!!えっ?なんてこった!!想像出来ない!!食べに行かないと!!

蕎麦を愛する若き女性店主。
綺麗に整理整頓された蕎麦打ち場を通って、店内に。
お目当ての「木の芽切り」の文字、そしてその脇には「さらしな生一本」という文字が。
更科蕎麦という言葉は耳にするけど、生一本とは何だろう!!??
知的欲求が最高潮に!!

カウンター席に座り、早速メニュー表を開く。
以前は紙一枚だったのに、厚手のしっかりしたメニュー表になってる!!
オープンして五か月。一歩一歩着実に進化しているのが伝わります。

差し込みのメニューに、お目当ての「季節の変わり蕎麦」と「さらしな生一本」が。
う・・・どちらも食べてみたい!!
ということで、両方注文してしまいました。(偶然いらっしゃった
某ブロガーさんに観察されていました)

「茹でたてを食べて欲しい」ということで、まずは「木の芽切り」800円(すべて税込)から。
さらしな粉に山椒の若葉を練り込んだ蕎麦とのこと。
ほんのり緑がかっている。

何もつけず蕎麦をすする。
細切りなのに、モッチリとした弾力。
次の瞬間、山椒の香りがフワッと広がる。
なんて爽やかな風味なんだろう。
蕎麦つゆを付けるのも、風味が無くなるようで勿体ない。
とそのまま食べ進めていると、「ほんのちょっと汁を付けて貰うと、また面白いですよ」と店主。
鰹節の旨味濃い汁が味わいに加わることで、蕎麦自体の美味しさが深くなった。

ペロリと食べきり、次の「さらしな生一本」が来るまでの間、新メニュー「豚バラやわらか煮」350円を追加。
ちょうどいい箸休めになりました。

「さらしな生一本」800円
そばの実の中心部分、でんぷん質主体の純白なさらしな粉で打った十割蕎麦。
冷たい汁の中で泳いでいる。
先ほどの「木の芽切り」でも細切りでしたが、さらに細い。
機械でしか切り分けられないように思えましたが、もちろん手切り。

驚くほどの細さ・・・でも一本一本がきちんと存在をアッピール。
さらしな粉ですので、蕎麦の風味は少ないですが、独特なのど越しは感動もの。
「神経を集中させて打っています」と店主。蕎麦を語る店主の言葉は熱い!!

店主が念願だった「蕎麦打ち教室」が始まりました。
初心者を対象とした教室のようですので、気軽に予約をしてみてください。
〇「手打ち蕎麦 ゆうり庵」住所:宇都宮市陽東2-4-4
電話番号:028-680-4349
定休日:日曜日
営業時間:11時~15時(L.O14時30分)
公式HP、
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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