久しぶりに楡木街道沿いにある「トラットリア フェリーチェ」にお邪魔してきました。
お店の周辺は道路が抜け区画整理が進み、大きな街へと様変わり。
便が良い場所になっていきそうです。
新道が開通し、一部機能を停止した旧道沿いにお店があります。
時代が移り変わっても、自分の料理を守り続ける石川シェフの想いが伝わってくるような立地です。

店内はカウンター8席と二人掛けのテーブルが2セットと小さなお店。
調理からサービスまで石川シェフおひとりで回しています。
その状況を熟知した常連さん達は、食べ終わったお皿をカウンターに上げ少しでも負担を少なくするお手伝い。
お互いを気遣いお店を大切にしていこうという想いが伝わり、より料理が美味しく感じました。

店内の黒板には、数種類の本日のパスタ、お魚、お肉料理が書かれています。
その中から好きなものを選び、コースを作っていきます。
前菜、サラダ、パスタ、メイン、パン、デザート、ドリンクまで付いてくるBコース1728円(税抜1600円)をチョイス。
まずは「前菜」と「サラダ」。
大皿にズラリと並んだ料理達。種類豊富で見ているだけでも楽しめます。

ここに二種類のパンが付いてきます。

昼間から生ハムメロン。
パーティーにお呼ばれした気分に。テンションが上がります。

パスタは「ベーコン&きのこの辛口トマトソース」
茹でるのにタイマーを使わない石川シェフ。目で舌で茹で加減を確かめます。
機械に料理をさせるのではなく、自分の五感で料理する。
今では貴重になってしまった調理風景。じっくり見させて貰いました。
茹で加減お見事。なめらかな口当たりが心地いい。
具だくさんで、キチンと美味しい。ボリュームもたっぷりです。

メインはお肉をチョイス。
「ゆめポークのソテー」
表面をこんがり焼き上げたポークソテー。
脂身も甘くて美味しい。どこか懐かしい美味しさです。

デザートも三種盛り。
サービス精神旺盛な盛りです。

食後のドリンクにコーヒーを頂きご馳走様でした。
私が昨年病気で倒れたらしいという話しを聞いた石川シェフ。
心配されていたようで、「大丈夫ですか?」と尋ねてくれました。
ご心配をおかけしましたが、今はいたって元気。
シェフもお体をお大事にして、多くの人に美味しい料理を提供し続けてくださいね。
○「トラットリア フェリーチェ」住所:宇都宮市鶴田町228-6
電話番号:028-649-1622
定休日:月曜日
営業時間:11時30分~14時30分、17時30分~
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