早くも今年最初の「忘年会」。
先日おせちを食べたと思ったら、今年も残すところあと一ヶ月ちょっととなりました。
長年のお付き合い「反省会」のメンバーが集まり、足利まで車で移動。
Sさんの同級生Kさんが参加者兼運転手として初参戦。妹さんのワンボックスカーを出してくれました。
時間を気にせず楽しい時間を過ごさせて貰いました。Kさん、本当にありがとうございました。

向かったお店は足利市にある「天婦羅 まつむら」。
一年半ぶりの再訪。趣きある玄関です。

個室等もありますが。今回はカウンター席。
ご主人の美しい仕事ぶりを眺めながらのひととき。まるで舞台を見ているよう・・・。至高の時間でした。
ゆっくり味わって欲しいというご主人。
三時間を超える舞台を奥さんと共に演じきって頂きました。

今回は1万2千円のコース料理をお願いしました。
では、舞台の開演です。
「白魚」
とろけるような白魚。骨の存在を忘れさせてくれました。

「淡路島の天然真鯛の背とお腹」
ここから食べ比べをしながら、食の面白さを満喫させて貰いました。

「スミイカとヤリイカ」
サクサク食感のスミイカとねっとりヤリイカ。一概にイカと言っても味わいが全然違う!!

「しめ鯖」
薬味を変えて。わさびは鯖の甘味を引き出し、小ねぎはサッパリと切れ味良く。

ここから天婦羅が始まります。
熊本の天然塩、そして茨城の大根おろし。この大根の上品な甘さにうっとり。
天汁は天婦羅を邪魔しない絶妙な味わい。甘過ぎず、辛すぎず。
大根+天汁だけでもさっぱり美味しく食べられます。
何杯も大根おろしをお代わりさせて貰いました。

「妙高ゆきエビ」と聞こえたのですが・・・。(間違っていたらすみません)
調べたら衛生管理もバッチリな国産海老なんですね。

衣をつけ、軽やかに・・・そして鮮やかな動作で揚げていきます。

ひとり2尾。
身の密度が高く噛み応えがある海老。初めての食感。尾まで綺麗に頂けます。

「アスパラ」
口の中でアスパラの香りが弾け、広がっていきます。

「宮城の煮牡蠣」山葵と辛子で

「白子の天ぷら」黄身醤油で。玉子同士の競演、感動もの

「キスの大葉巻き」

尾瀬のフキノトウ。
まだ春遠き11月。でも土の中は春の準備が始まっているようです。

「フキノトウの天ぷら」
小粒でも味はまさにフキノトウ。春の苦みを先取り。

「お吸い物」
鯛だし、蓮根の天ぷら、そして松茸。土瓶蒸しを豪華にしたような味わい

「エビの足」パリパリと軽快に。

「ズワイガニともずくの酢の物」

ご主人が今までとは違う作業が始まった。
何かの上に、小川の雲丹を乗せているみたい。

「キスリターンズ」
キスの天ぷらに雲丹を乗せ、パリパリの海苔で包んだ一品。手渡しで頂きました。
美味しすぎて言葉にならない。

「エシャロットの天ぷら」(ちょっと自信がない・・・)
お皿(九谷焼)が変わっていて、ウルトラマンシリーズの絵が描かれているんです。
このお皿にはバルタン星人が。

最後の大仕事が始まりました。
生きた穴子を活〆し・・・

あっという間に食材への変身させてくれました。

「穴子の天婦羅」
生きていてよかった~と思わせてくれる味わい。
天婦羅を乗せてくれるお皿の上には紙が敷かれているのですが、油じみが皆無。
余計な脂を感じず、すべて美味しく頂けました。もちろん翌日の胃もたれも無し!!


最後は「天茶」「天バラ(タレOR塩)」をチョイス。
天バラのタレをお願いしました。
お腹いっぱいのはずなのに、ぺろりと美味しく頂けました。

最後は「氷らせたピオーネ」でご馳走様でした。

女将さんが出してくれるビール、そしてお酒たち。
普段目にしないものも多く、天婦羅同様楽しませて貰いました。

皆さんのご尽力で素敵な忘年会になりました。
来年もよろしくお願いします。(ちょっと早過ぎかな?)
○「天婦羅 まつむら」住所:足利市有楽町834-27
電話番号:0284-42-3558
定休日:日曜日
営業時間:17時30分~22時(最終入店20時30分)、但し日曜日は21時30分(最終入店20時)まで
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