10月19日で十周年を迎えた「ベジタブルキッチン サンテ」。
砥上通り沿いにあるお店で、地元の農園から仕入れた元気な旬の野菜を料理へと昇華。
よりおいしく頂けると、人気のお店です。
食材の生産者さん達を写真付きでキチンと紹介。
オープン当時はまだ珍しい試みでしたが、今ではスーパーでも見かけるようになりました。
この十年間で、玄関周りのオリーブの木などが立派な大木に成長。
但し今まで三回剪定をしたのだそうです。木々の成長力にアッパレです。

ひとりでしたので、右手のカウンター席へ。
それも自ら一番奥の席に。多くの女性客に囲まれたアウェイ状態を想定しての判断でしたが・・・。
もちろん女性のお客さんもいますが、年配のご夫妻などお客さんは多彩。
野菜を頂くのは「流行」ではなく、「食文化」として日本で根付いたということでしょうね。

ランチは1430円(税抜)~。
前菜、メイン、デザート、ドリンクが付いてきます。

今回はスタンダードなランチに前菜、デザートがプラスワンの「ベジめしプラス」1690円(税別)をチョイス。
メインは「オムレツ」、デザートは「焼きイモのアイス」を。

まずは「3種類のオードブル&季節の野菜スープ」
彩り豊かな野菜のオードブルから頂こう~。

「長ネギのチーズ焼き」
えっ!?長ネギとは思えないふっくらもっちりとした食感。チーズで旨さがアップしおかわりしたい。

「茄子とさつまいものバルサミコマリネ」
酸味を前面に出し、はっきりとした表情を出した料理。

「ハヤトウリの粒マスタード和え」
シャキッとした小気味いい歯ごたえ、粒マスタードがピリリと〆る。
どのオードブルも特徴を鮮明に出しているので、味にボケがなく美味しく頂けました。

季節の野菜スープは「ジャガイモのポタージュ」。
温かいスープで、キリッとエッジがきいたオードブルを柔らかく包んでくれる存在。
心穏やかになる優しい味わいです。

メインは「糸カボチャのオムレツ 豆乳クリームソース」をチョイス。
宇都宮市雀宮にある「卵明舎」の卵を使ったオムレツです。

とろーりオムレツの中には、シャキシャキとした糸カボチャ。
優しい豆乳クリームが、味わいをさらに穏かにして、思わず笑顔になるオムレツです。

しなやかで柔らかい口当たり。
でもしっかりと味が濃い野菜がたっぷり添えられています。

「雑穀米」も付いています。

デザートは「2種類の野菜デザート&野菜のアイスクリーム」
「焼きイモのアイスクリーム」「里芋のみたらし風プリン」「生姜のガトーショコラ」
ちゃんとそれぞれの野菜の味が伝わってくる、素敵なデザート三昧。

〆は「有機栽培のコーヒー」でご馳走様でした。
リーマンショックや東日本大震災など、困難な環境に見舞われたこともあった十年間。
「お客様はじめ、多くの方々に感謝しています。」と語ってくれました。
○「ベジタブルキッチン サンテ」住所:宇都宮市砥上町1085-2
電話番号:028-648-9831
定休日:水曜日・火曜日のディナー
営業時間:11時30分~15時(L.O14時)、18時~21時30分(L.O20時30分)
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