栃木県と福島県の県境、日光市三依地区。
川治温泉と奥会津の間に位置する山間の場所です。
日光市中三依にある「古代村」で、うまい蕎麦を頂きご主人と楽しい会話。
あれ?この色紙は・・・。
2015年7月に放映された日本テレビ「笑ってこらえて!」ダーツの旅で紹介され、
スタジオで十割そばを食べて頂いたのだそうです。
柔和で話しやすいご主人。テレビのマイクを向けられたのは納得です。

さて・・・「中の棒遺跡」の話に戻しましょう。
どこにも遺跡らしい痕跡が無いのですが・・・。

そば畑を耕していると、ある地層から縄文式土器、弥生式土器が続々と。
生活に不可欠とのことで元のそば畑に復元されましたが、今でも破片が発掘されるのだそうです。
山には獲物が、川には魚が、木々には実が、そして新鮮な飲み水もある。
現代なら「不便」と思われるこの土地は、太古の人には生活がしやすく豊かな地域だったのでしょう。
また一番お怖い部族間の争いも少なく、平穏な日々を送れたのかも。
様々な想像が広がります。

この遺跡の存在から「古代村」と命名。
自費で竪穴式住居を復元し、資料館も作られたそうです。(竪穴式住居は現在は取り壊されました)
また田舎生活に憧れる人達に、ロッジやキャンプ場も整備。

目の前に「森のたんけん 入口」の立て看板。
三依の自然をちょっと味わってもらおうと、遊歩道を整備したのだそうです。
ゆっくり歩いて15分ということで、歩いてみましょう~。

男鹿川沿いを歩くと、一部紅葉している場所が。
これから11月上旬頃まで、まさにベストシーズン。

ススキに覆われた場所をそぞろ歩き。
秋を満喫させて貰いました。
この周辺に住む人にとっては当たり前の風景でしょうが、私にとっては最高のプレゼント。

「古代村」の脇を流れる男鹿川。

橋のたもとから、降りられるようになっていました。

なんて綺麗な川なんだろう~。
マイナスイオンを全身に受けて、最高の休日を満喫させて貰いました。

すぐ近くには「
日光市上三依水生植物園」が。
また10月、11月には周辺各地で「
新そばまつり」が開催されます。
是非足を延ばしてみてください。
〇「石臼挽き蕎麦 古代村」住所:日光市中三依688-1
電話番号:0288-79-0520
定休日:木曜日
営業時間:11時~15時
公式HP、
栃ナビHP
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