蕎麦をこよなく愛する友人が、
「ちょっと遠いけど、一度は行ってみる価値あり!」と紹介してくれたお店にお邪魔してきました。
紅葉狩りシーズン到来。
平日だというのに、日光宇都宮道路は今市ICから先は「渋滞」の標識。
そこを横目に今市ICで降り、鬼怒川温泉ー川治温泉ー五十里ダムと会津西街道を北に進む。
「みよりそば街道」と呼ばれているだけあって、蕎麦屋さんがズラリと並んでいます。
ナビに従い、会津鬼怒川線・中三依駅近くから路地に。
橋を渡り、目指していた「古代村」に到着!!

山間の集落。
ここ「古代村」の周辺は平地が広がています。
標高650mの内陸地で米がとれない厳しい環境下ですが、長年そばの栽培が続いています。

そのそば畑を見渡す場所に一軒の建物。
ここが「古代村」。「十割蕎麦」と大きな看板が掲げています。

入ってすぐの場所に薪ストーブ。
これからの冷え込む季節、大活躍することでしょう。

囲炉裏に座敷間。
座敷からは、そば畑が見渡すことが出来ます。

早速お蕎麦を頂くことにしましょう。
イラスト付きでわかり易いメニュー表です。

出されたお水。
口当たりがなめらか。程よい硬さのあるお水。
尋ねると「地下水」とのこと。「このお水で蕎麦を打っているんです」とご主人が丁寧に教えてくれました。

頼んだのは「古代村常連のお客様、桜井さんリクエストで誕生した」メニュー
せいろ蕎麦と蒸し蕎麦のセット「さくら」1300円(すべて税込)

しっかりした歯ごたえ。
もっちりとした弾力が気持ちいい。
夏そばの新そばで打ったお蕎麦とのこと。

蕎麦つゆもいいですが、塩がお奨め。
ちなみに薬味は辛み大根とネギ。
確かに塩で頂くと、そばの自然な甘味を伝わってきます。

「蒸し蕎麦」
江戸時代のそば切りを再現したお蕎麦。
こちらも塩で頂きました。
そばがきのような味わい、噛むごとに蕎麦の素朴な旨味が広がります。

そばの実も色づき、秋そばの季節が到来。
11月には確実に秋そばの新そばが頂けますよ。

「イワナの天ぷら」900円を追加。
頭から尻尾まで丸々一匹天ぷらになってる!!

食べやすいようにカットされた天ぷら。こちらも塩で。
カリッと揚げられ、クサミも皆無。これは酒の肴で頂いたら最高だろうな~。
「蕎麦と相性がいい日本酒を用意していますよ。」とご主人。
車でなく、電車でのんびり旅気分で来ればよかった・・・。

私の質問に気軽に答えてくれるご主人。
「古代村」という店名の由来について尋ねると、玄関先の看板を指さし教えてくれました。
その看板には「中の棒遺跡」と・・・・。
こんな山奥に古代の遺跡があったの???
(明日に続く)
〇「石臼挽き蕎麦 古代村」住所:日光市中三依688-1
電話番号:0288-79-0520
定休日:木曜日
営業時間:11時~15時
公式HP、
栃ナビHP
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