1980年の第35回「栃の葉国体」以来42年ぶり。
栃木県で国体(国民体育大会)が開かれることが2017年7月に正式内定しました。
2022年に開かれる第77回国民体育大会。
「いちご一会とちぎ国体」と名付け、開催準備が本格的に進むことになります。
と言ってもすでに準備が開始され、会場になる栃木県総合運動公園は整備工事真っ最中。
公園前通りは道幅が拡張し木々も剪定され、見通しがきいた明るい通りに生まれ変わりました。

公園内の整備も着々と進んでいます。
ちょっと散策がてら、変貌ぶりを写真に収めて来よう~。

真っ先に向かったのは、2016年8月31日で営業が終了した「
水泳場」。
公認50mプール、公認25mプール等完備され、時間制限なしで大人210円、小曾も100円で利用できました。
「とちのきファミリーランド」隣にあったプール入り口周辺は、フェンスで封鎖された状態。
変りぶりに愕然。

公認の飛び込み用プールのみ残っていましたが、完成予想図を見る限り近い将来解体されるのは確実。

フェンスに囲まれていない部分から中を覗くと、プールは綺麗に壊され、新しい施設の地盤改修工事をしている最中。
順調に工事が進んでいるのが伺えました。

では改めて、貼りだされていた「総合スポーツゾーン完成予想図」を見てみましょう。

新設される大規模施設は四つ。
水泳場跡地には、「新武道場」が2020年3月完成予定。
弓道場(近的と遠的)は一年遅れの2021年3月。

宇都宮競馬場跡地には、陸上競技場とサッカー場を兼ねた「新スタジアム」が2020年3月完成予定。
栃木SCが勝利の際には、東武宇都宮線に乗って街なかに繰り出し、祝杯を挙げるファンの姿が目に浮かびます。

東部、栃木県警機動センター跡地には、メインアリーナとサブアリーナを備える「新体育館」。
50mプール(公認10レーン、可動床(水深0~2m)、可動壁)、25mプール(飛込兼用、公認8レーン、可動床(水深0~5m))、観客席2,156席、プールサイド観客席1,000席を備える「屋内水泳場」が2021年3月に完成予定。
屋内の50mプールは宇都宮初。(栃木県内には現在、小山市の栃木県立温水プール館のみ)
大いに期待しています。

また「硬式野球場」「合宿所」「現陸上競技場」が改修工事に入ります。
東部に美しい芝の広場が。
お邪魔した日は天然芝の養生中で立ち入り禁止でしたが、2017年10月1日から利用開始の「サッカー・ラグビー場」。

その周辺は、ウォーキング・ジョギングコースとして、2017年8月3日から利用開始になっています。
一周905m、ベンチ10基、ポールライト6基、フットライト20基完備。

芝生や桜並木を眺めながらのウォーキング、楽しそうです。
歩いてみると、足元が柔らかい。そいゴムチップで舗装され、ひざや足もとに優しいコースになっていました。
古い施設を駐車場に変え、駐車台数2900台にすることも整備内容に入っていますが・・・。
JR雀宮駅からのバス、東武宇都宮線、宇都宮~西川田間の拡充等、交通網の充実が求められます。
本来なら早期にLRTを西部にも走らせ、JR宇都宮駅~西川田駅~雀宮駅の環状化が出来ると最高なんですが。
〇「栃木県総合運動公園」住所:宇都宮市西川田4-1-1
電話番号::028-659-1201
公式HP
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