「出流山の蕎麦」
あまりにも有名過ぎて、今まで一度も足を運んだことがありませんでした。
出流山満願寺、参道に蕎麦屋さんが軒を並べるようになって約半世紀。
テレビなどで大いに取り上げられ、バブル期は土日となると19時過ぎまで多くのお客さんで賑わったとのこと。
今はそのころと比べると落ち着いたということですが、栃木ICから約15Km。
山間の街に、たくさんのお蕎麦屋さんが店を開いています。
この日は栃木IC近くでゴルフコンペ。
その表彰式の会場として、出流山満願寺参道にある「手打ちそば いしやま」を使わせて頂きました。
栃木ICから北へ。
喉かな田園風景が広がっている。
左折し、山間に進んだところから風景がガラリと変わります。

石灰・砕石工場が建ち並ぶ光景。
まるで映画のロケ地に迷い込んだような印象を受けました。

白く街を染める。
山を削り、大型トラックが石灰や砕石を運んでいく。
普段見慣れない光景に、車の助手席からカメラのシャッターを切っていました。

再び山間の光景が。
と次の瞬間、いくつもの蕎麦屋さんの看板が目に飛び込んできました。
まさにそば街道!!

「手打ちそば いしやま」は、大型バスも停められるほどの広い駐車場を完備。
15時過ぎでしたので、ゆったりと使わせて貰いました。

通常は一階手前の部屋で食事をするようですが・・・。

今回は一階奥の大広間を貸し切って。
収容人数が凄い!!と感心していたら、二階にも一階と同サイズの広間があるのだそうです。

一升、五合の「盆ざるそば(二八)」が一番人気。
豪快に蕎麦を腹いっぱい堪能してください。

今回はコース料理。
「海老一本、かき揚げ、野菜天盛り合わせ」

「さしみこんにゃく」

「どじょうの唐揚げ」
小さなどじょうですので、苦みがなく骨も柔か。

おしんこと共に、もりそば(二八)の登場です。
栃木市の蕎麦農家を石臼で粗挽きした田舎蕎麦。

もっちりとした弾力が心地いい。
蕎麦焼酎のそば湯割りと共に、豪快に蕎麦を頂きました。

表彰式は早々に名前を呼ばれ、参加賞を頂きお疲れ様でした。
せっかくここまで来たので、出流山満願寺を見て帰ろうと足を延ばしました。
私の想像以上、立派なお寺。
夕方の薄暗くなった境内に、「キーンッ!」と甲高い鹿の鳴き声が響きます。
人を寄せ付けない山神の世界がこの先に広がっていそう~。
ここから2~30分山道を登ったところに「奥之院」があるとのこと。
今日は遅いので後日出直して、山神の世界に近づきたい。
〇「手打ちそば いしやま」住所:栃木市出流町155
電話番号:0282-31-0284
定休日:木曜日、月1回連休あり
営業時間:10時30分~17時
公式HP
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