宇都宮市役所正門から歩いてすぐ。
2017年7月にオープンした「新和食 うた」に、夜初訪問。
飲食店がズラリと入店している旭ビル。

目指すは二階。
階段を軽快に登り、ドアを開けました。

窓際にはテーブル席も用意されていますが・・・。

美しいカウンター席に座らせて貰いました。
いざ、ひとり飲みのスタート。

先日下野新聞に取り上げられた時には、ランチ時間二回転の大賑わいだったようです。
ランチは1000円と1200円(税込)、夜は9月からコース料理のみとなって3500円~(税別)。
下の写真、左側は「昼の御食事」メニュー、右側は「夜のコース」の内容になっています。

今回はお酒を飲みながら日本料理を頂こうと、「酒肴のコース」3500円をお願いしました。
酒の肴に特化したコースで、飯物、デザートが入っていないものです。

まずはサッポロ生ビール600円をグイッと一飲み。
早速酒肴コースの一品目がやってきました。

「塩味:烏賊塩辛」
北海道の烏賊を塩辛に。滑らかな口当たり、食感しっかり。これは日本酒にピッタリ合いそう。

「塩味:宮城熟成鰹」
藁で炙ったばかりの鰹。食すと香りが口一杯に広がる。藻塩を付けて。

「旨味:山口天然真鯛 大取るスープ仕立て」
椀物の代わりにある一品。利尻昆布のまろやかな旨味が真鯛に美しく纏う。

「酸味:青森岩モズク」
シャキシャキとした食感。こんな食感のもずくを頂くのは初めて。
酸味より旨味が際立ち、大満足。

「甘味」の二品が、美しく並びます。

「甘味:豆乳葛豆腐」
上質な雲丹がたっぷり乗った葛豆腐。天然の甘味が心地いい。

「甘味:銚子鱸胡麻和え」
甘みたっぷりの胡麻ソースにお刺身を付けて頂く。

「苦味:郡上鮎 解体新書」
変わったネーミングの一皿。出されたお皿を見て納得しました。
頭や骨、尻尾も丸ごと頂ける。内臓はペーストに。
身は川海老と共に藁で香りをつけ煌びやかな味わい。記憶に残る一皿です。

日本酒、ワイン、そして店主地元の宮崎の焼酎がラインナップ。
「〆張鶴 純米吟醸 純」750円、「アランドラトレイユ ソーヴィニョンブラン」650円、宮崎の芋焼酎「山猫」「橘」500円
店名の「うた」の由来を尋ねると、店主の曾祖母の名前から頂いたのだそうです。
曾祖母が子供の頃、行進中の西郷隆盛に見たのが自慢だったようです。
先祖を大切にされる想い、素敵なことですね。
〇「新和食 うた」住所:宇都宮市中央2-1-8 旭ビル2F
電話番号:028-614-8335
定休日:日曜日、祝日
営業時間:11時30分~14時、17時30分~22時(L.O21時)
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