飲食店のドアは「どこでもドア」。
日常の世界から、一瞬でハレの世界に誘ってくれる。
宇都宮市役所正門前。
シンボルロード沿いにある「旭ビル」。

3階に人気の「
きっちん ひなた」が入っているビル。
この二階に2017年7月1日和食のお店がオープンしたとのこと。
お店の名前は「新和食 うた」。
以前はスナックを居抜きで利用した、飲み放題&カラオケ放題の韓国料理店でした。
少し疲れた雑居ビル。どんなお店になったのか、内心ドキドキしながら階段を登って行きました。

喫茶店のような白いドアが付いていましたが、黒く重みがありそうなドアに取り換えられていました、
いざ、ドアを開けて入ってみましょう。

入った瞬間、ビックリ驚かされました。
以前の「
遊園」時代を知っている私には、なおさら。
高級感漂うカウンター席(6席)。窓際のテーブル席(10席)もキラキラしています。
無駄がなく美しい室礼にうっとり。
先ほどまで宇都宮市内の雑居ビルの階段を上がってきたと思ったら、都内の割烹店に迷い込んだ気分。
旅して来たような気分にさせてくれました。

店主は宮崎県出身。東京で修業後、縁あって栃木の地で自分のお店を開業したとのこと。
ソフトな語り口が印象的な好青年。
肩に力が入ってしまいそうな雰囲気の店内ですが、店主のお陰で非常に寛いだ気分で食事が楽しめました。
ランチは800円(すべて税込)~。
但し、7月はオープン記念の特別ランチになっていますので、8月以降は通常料金にアップする可能性大です。

7月のオープン記念として、サラダワンプレート無料。
自分でお皿に取り分け、サラダが頂けます。

色鮮やかな「人参のドレッシング」をたっぷりかけ、新鮮野菜をがぶりと頂く。

「宮崎名物冷汁膳」800円(税込)をお願いしました。
冷汁・・・。どんなものが頂けるのかワクワク。
お膳に小鉢3つと、ご飯とお汁。
これはどうやって食べるんだ!?知的好奇心を刺激してくれました。

小鉢は「イシガレイの昆布締め」
昆布の旨味がしっかり乗ってる。

「時鮭(ときしらず)の煮物」
春から初夏にかけて水揚げされる貴重な鮭。

「鮪の煮付け」
これは日本酒の肴にピッタリ。

そして・・・肝心の「冷汁」
豆腐、しそ、キュウリ、鰹節が入った冷たいご飯に・・・。

焼いたアジをほぐし、焼き味噌でのばし、様々な薬味などで味を整えたお汁をドバッ~とぶっかける!!

ほのかな甘み、胡麻の風味が心地よく、サラサラと入って行く!!
暑い夏には最高の一杯!!冷たいお茶漬け感覚で頂けますよ。
夏バテしても、この冷汁なら食べられそう~。

甘味を追加。
この日は「ヨーグルトと白桃のシャーベット」300円
瑞々しい甘みを満喫させて貰いました。

市役所が近いことから、12時を過ぎると一気にお客さんが入ってきた!!
平日のお昼は予約をするか、11時30分、もしくは13時以降に行かれるのをお勧めしますよ。
まだオープンしたばかり。今後どのように成長していくのか楽しみです。
近々夜の「新和食 うた」も味わってみたい!!
〇「新和食 うた」住所:宇都宮市中央2-1-8 旭ビル2F
電話番号:028-614-8335
定休日:日曜日、祝日
営業時間:11時30分~14時、17時30分~22時(L.O21時)
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