二日目の朝が始まりました。
ホテルのテレビで唯一の日本の放送、NHKプレミアムでニュースを確認。
でも、ホテル内はWifiが宿泊者に無料で解放されているので、スマホで確認する方が手っ取り早い。
二泊三日の旅なので、丸一日活かせるのはこの日のみ。
セブシティ周辺の観光組とマリンスポーツ組と二班に分かれ、行動開始。
私は観光組を選択したのですが、セブに精通しているTさん考案のオリジナルコースは実に刺激的でした。
一般的な市内観光はせず、「コト(体験)」重視の構成。
そう、一般的な観光スポット「サン・ペドロ要塞」は移動の車窓から見るだけで済まして、一路ダウンタウンに。
(フィリピン最古の稜堡式要塞で、スペイン統治時代に造られたもの)
(またダウンタウンは、観光客がひとりで移動するのは不向き。地元ガイド&ミニバンでの移動でした)

まずは至る所で目にする市民の足「ジプニー」体験。
派手な装飾が施された乗り合いバスのようなもの。
ルートが決まっているようで、道端で手を揚げて乗り込み、降りるときは屋根(手すり)を叩いてドライバーに知らせます。
距離は関係なく、1回8ペソ(18.4円)と格安。

車の後ろから乗り込みます。
もちろん冷房施設はなく、車内はギューギュー詰め

天井が低いのにも驚かされました。
中央の狭い通路を歩いて席に着くまで、人の足を踏みそうになりながらの移動。
街の香りもダイレクトに伝わってきます。

今度は少し移動して・・・「馬車」体験。
年々減ってはいるようですが、今でも市民の足として使われているそうです。
1回の乗車、10ペソ(23円)。

四人乗りのようですが、私達は二人でひとつの馬車を利用。
チップも含めひとり50ペソ(115円)を支払いました。

そのため人も馬も非常に上機嫌。
短い区間でしたが、のんびり市内を散策。

もうひとつ、セブシティの市民の足と言えば「トライシクス」。
バイクに荷台やシートが付いた乗り物。
バイクの代わりに自転車を使った乗り物も見かけました。
馬車の後ろを走ってくるのは、そのもの。カメラを向けると笑顔でピースサイン。1回7ペソ(16円)だそうです。

その後、セブシティの海岸沿いにある「カルボン・マーケット」。
凄い人出、凄い出店数。こちらはスリなどへの安全確保のために車窓から。

ここは市民の生活が感じられ、非常に有意義でした。
無数にあるお店は、ブロックごとに売り物がまとめられていました。
買いたいものがあれば、そのブロックに行けばいい。

鶏は生きたままの状態でかごに入れられ売買を。

取れたての魚は、保冷なんてせずにそのままテーブルの上に並べられている。

そのため鮮魚より、乾物として売買されることも多いみたい

そして南国のフルーツたち!!
車窓越しに、バナナを一房購入させて貰いました。

青いまま空輸されたバナナではなく、完熟のバナナ。
まろやかな甘味が心地よかったです。

市場周辺は車で大渋滞。
信号機が無いので、みな阿吽の呼吸で車を走らせる。

そんな中、必死に人力でパイナップルを運ぶ人も。
南国というと「のんびりのどか、海岸で寝そべっている」という市民像を浮かべていましたが、フィリピンの人達はよく働いているという印象を持ちました。
そして学校の休みの期間だったからか、小さな子供達も良く働く。
私の小さなころの日本を思い出す光景でした。
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