セブシティーには街灯が少なく、まだ18時だというのに街が暗い・・・。
走る車のほとんどが、なぜかスモールライト。(深夜はさすがに違いますが)
渋滞の中、人が車をかき分けるように横断していく。
信号機も少なく、クラクションが鳴り響く中、車は初日のレストランに向かって果敢に疾走していく。
「LIGHT HOUSE RESTAURANT(ライトハウスレストラン)」本店 ゼネラル・マキシロム・ストリート。
老舗フィリピン料理のレストラン。あとで知ったのですが繁華街も近く、食後の遊びも移動が楽な場所に。

広々とした店内。小さなステージでは、全盲の方々がギターで演奏しています。
凄く味わいあり、思わず演奏後には拍手をしていました。

バナナの皮が敷かれたお皿に大皿料理を取り分けします。
一品一品頼めば安いのでしょうが、この一軒目はツアーでの活用。
食べきれない量や種類の料理が次々と運ばれてきました。
「ハマグリのスープ」から始まって・・・

「カニ」や「シュリンプ」・・・

空芯菜のフィリピン料理名「アドボカンコン」や、焼きそばのような「パンシットカントン」。
スパイスはさほど感じず、ぼんやりとした甘味感じる料理が多く、食べられないという人は居ませんでした。
ただ・・・この料理はなんの料理かわからず、皆恐る恐る口に。

海鮮は馴染みのある姿かたちで大好評。
もちろん味付けは、独特でしたが。

一軒目のメインディッシュ!!
「レチョン・バボイ」、子豚の丸焼きです。
結婚式やお祝い事、大切なお客様を迎えるときに出される贅沢な料理。

どうやって食べるのか、戸惑っていると・・・。
店員さんがお皿を使って豪快に切り分けていきました。
皮はパリパリ、身はジューシーで柔らかい。
頭の部分も美味しく頂けました。

最後には甘いマンゴー。
日本人の私達が来ているのを店員から耳打ちされ、いつの間にか日本の懐メロソングを歌いだす全盲の奏者。
終始和やかなディナーになりました。

ここで一旦解散し、夜の街に繰り出すことに。
私はセブ島に詳しいTさんと共に、飲み歩きの旅に。
「Cubana(クバーナ)」General Maxilom Ave, Cebu City, 6000 Cebu, Philippines
マンゴーストリートからちょっと路地に入った場所にお店がありました。
路地の両側にはテーブルや椅子が。

生バンドの演奏があるそうですが、早い時間に行ったのでまだ閑散としていました。
でも路地裏&ローカルな雰囲気がとても心地よかったです。
週末には多くのお客さんで賑わい、路上で踊りだす人も続出なんだそうです。

タコスに・・・

名物のピッツァ。
クリスピータイプで、お酒の肴にはピッタリでした。

夜も深まり、徐々に人が集まってきました。
セブの夜は遅い時間から始まるのだと、初めて知りました。
「Jazz'n bluz(ジャズン ブルー)」公式HPセブ島で10年以上にわかって愛され続けて来た「ジャズン ブルー」。
2017年にここマリアルイーサに移転しオープンされたとのこと。
ひときわ目を惹くブルーの外壁。高級そうな佇まいです。

店内は広々。
カウンター席の他、テーブル席もズラリ。
ステージの最前席に座らせて貰いました。
初めはほとんどいなかったお客さん。
演奏が始まる時間には、続々とお客さんが入ってきた。
ソーセージと・・・

チーズを片手に・・・

セブ島に来て、初めてビール以外のアルコールにありつけました。(笑

演奏が始まると、バンドも歌手も身震いするくらいの上手さ!!
フィリピン人は、歌や踊りにたけている!!

演奏者とテーブルの間が若干スペースがあり、突如としてダンスフロアーに。
次々と踊りだす人々。プロの演奏者だけじゃなく、素人の・・・それも年配者も踊りが上手く芸達者。
素晴らしい声量に、聞きほれてしまいました。

この辺で一日目の夜はお開きにしましょう。
店を出るとローカル色豊かな風景が広がり、改めてフィリピンにいることを思い出しました。
どうやってタクシーを呼ぶのかな?と思っていると、お店の店員さんにタクシーを頼むTさん。
握手をするふりをしてスマートにチップを渡す姿に、同じ男ですが惚れてしまいました。
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