2017年3月10日で、十一周年を迎える「トラットリア スカッコマット」。
「凄いイタリアンが佐野のアウトレット近くに出来たよ」と、宇都宮市内のイタリアンシェフから聞いたのが先日のことのよう。本当におめでとうございます。

ちょいちょいお邪魔しているように感じていましたが、ブログを振り返ると2年半ぶり。
人の記憶力なんて、あてにならないものですね。

いつものカウンター席に座り、シェフにご挨拶。
壁や床もピカピカに磨き上げられ、オープン当初の心意気が今でもしっかり継承されている様子に感心させらえました。

ランチは1700円と2950円(すべて税込)
今回は「サラダ仕立ての前菜」が「お任せ前菜盛り合わせ」に、そしてメインも付くBコース2950円を。
パスタやメイン、それぞれ数種類用意されています。
まずは「お任せ前菜の盛り合わせ」。
まるで生ハムのような「マグロのブレザオラのブラッドオレンジ松の実のサラダ仕立て」
「鴨肉のポルペッテ」、「トマトと水牛のモッツァレラ、トマトのジュレ」。
どれも口に入れた瞬間、食材の旨味がパッと広がり嬉しい料理揃い。

パンもしっかり作り込むのも創業時から変わらない。
ローズマリー風味のフォカッチャ、新玉葱のパン。お代わりも出来ます。

パスタは「自家製スパゲッティ アマトリチャーナ」
この一皿は、アマトリーチェの大地震への寄付金も兼ねています。
一皿で300円の寄付を店側客側折半で負担。イタリア赤十字に寄付されるとのこと。
もっちりとした食感、なめらかな舌触り。
イタリアトスカーナ州シエーナ地方の古代品種の豚「チンタ・セネーゼ豚」のグアンチャーレ、ペッコリーノ・ロマーノが表情に変化を齎せてくれています。

メインは「天然エゾ鹿フィレ肉のロースト」+600円
野暮ったいクサミや癖など皆無。洗練された都会的な味わいに驚かされました。
ジビエが苦手という人も、美味しくて感激されることでしょう。
肉質も細かく実に繊細。

添えられているのは、宮ネギやカリフラワーなどと共に、ポレンタが。
とうもろこしの素朴な旨味がたまらない。

ドルチェは「完熟バナナのセミフレット」
淡く切ない口どけに、バナナの風味が光ります。

苦みと酸味のバランスがいいエスプレッソで〆。
ご馳走様でした。

十一周年記念し、3月4日~12日(但し6日はお休み)18時~22時。スペシャルディナーコースが登場します。
「ヴェネトを楽しむ スペシャルディナーコース」。イタリアの魅力を詰め込んだ魅惑のコースになるとか。
6800円(税込)で、予約を受け付けていますよ。
○「トラットリア スカッコマット」住所:佐野市高萩町1207-1 サンクレスト高萩102
電話番号:0283-23-4224
定休日:月曜日
営業時間:12時~14時30分(L.O14時)、18時~23時(L.O22時)
公式ブログ、
栃ナビHP
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