川端康成の「雪国」を思い出されました。
鬼怒川温泉までは青空が見えたものの、トンネルを抜けると景色は一変。
一瞬で雪国に舞い降りた気分になりました。
年に一、二度しか雪が降らない地から来たので、積もっているだけでテンションが上がります。

今回宿泊させて貰ったのは、川治温泉「祝い宿 寿庵」。
日光宇都宮有料道路、今市ICから車で約40分。鬼怒川温泉のひとつ奥にある温泉地。
国道ばたに看板を発見。
ホテルらしい建物が見えずに、一瞬Uターンしようかと思いましたが・・・。

浅間山ふもとの温泉神社を抜け・・・。

林を抜けた先に、今宵の宿がありました。
まさに奥座敷という言葉にピッタリ。

雪が深々と降り積もる。
川治温泉「祝い宿 寿庵」に到着。宿にたどり着いたという安堵感で心が癒されました。

全24室という宿。
鶴の日本屏風がお出迎え。随所に美しい屏風が飾られ、旅の情緒を高めてくれます。

早速大浴場に行って、源泉100%の湯で寛ごう~。
この日の男湯はヒノキ風呂。

露天風呂では、雪見風呂が楽しめました。

宴会は午後6時半開始だというのに、雪で遅れては大変だと一番乗り。
部屋に戻り、ゆっくりひとり酒。

広々とした部屋を用意して貰いました。

部屋には露天風呂も。

露天風呂からは、川治温泉の雪景色を堪能。

料理は祝い宿という名前通り、華やかで美しい。
祝肴。朱塗りの椀の中には・・・

地元の食材で溢れていました。

霧降高原牛のすき焼きに舌鼓。

雪見風呂に雪見酒。
こんなに近い場所で、普段味わえない贅沢をさせて貰いました。
2017年8月10日、
営業運転が開始されるSL「大樹」。東武鬼怒川線を走ります。
1966年6月にSL運転が終了してから半世紀。
鬼怒川渓谷をSLで巡る・・・。なんて素敵なんでしょう。
次回は下今市からSLで新藤原駅に。そして、野岩鉄道に乗り換え川治温泉を訪れたいものです。
〇「祝い宿 寿庵」住所:日光市川治温泉川治52
電話番号:0288-78-1101
公式HP
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