年明けから話題になっていた「チョコレート味のカップ焼きそば」。
バレンタインデーに先駆け、1月から販売開始された限定商品。
昨年は一平ちゃんがこの時期販売しましたが、今年はペヤングも参戦。
よく行くコンビニには見当たらないと、諦めてかけていた食べ比べ。
近くのカワチ薬品に行ったら、棚に大量にあるのを発見、喜び勇んで購入してきました。
「明星 一平ちゃん夜店の焼きそば チョコレートソース」と「ペヤングチョコレートやきそばギリ」。
どちらも迫力あるパッケージです。

親切に「一平ちゃん」はメッセージが書き込めるようになっていて、義理チョコがわりに渡す人への嬉しい配慮。
レ点を付けるだけで、文やメモを添える必要も無し。

ポットのお湯も沸いてきましたので、早速熱湯を注いでみましょう。
「一平ちゃん」は通常バージョンとは違う油揚げめんを使用しています。
糖類やココアパウダーが事前に練り込まれ、チョコレートを連想させる色合い。
一方「ペヤング」は原材料名から判断すると、通常のソースやきそばと同じ麺。

どちらもお湯を注いで三分間。
湯切りをして、出来上がり!!

「一平ちゃん」はソース、かやくの他に、チョコソースが別になっていて計三袋。
ソースをひとなめ。あれ?チョコの風味というより酸味も効いた不思議な味。バニラのような香りがする。
ここに別袋のとろーりチョコソースが加わります。
「ペヤング」はソースとかやくの二袋。
ソースをひとなめ。ソースとチョコを混ぜたような味。
通常のカップ焼きそばは、サラリとしたソースですが・・・。
とろーり濃厚なチョコソースが麺に染みていく様子は初体験。独特なチョコの香りが一面に広がります。

では食べ比べてみましょう~。
「一平ちゃん」
香料がきいていて、まるでチョコレートクレープを頂いている気分。
かやくはもっちりとした食感。チョコのようでチョコではない、まさに「謎チョコキューブ」。
味わいは甘みの他に塩気も感じます。焼きそばの塩辛さを残しつつ、デザート系に変身させた不思議な味。
(写真はチョコソースを加えた状態のもの。チョコソースも綺麗に混ぜてお召し上がりください。)

「ペヤング」
後味にしっかりとチョコレートの風味が残ります。
かやくはクルトンとイチゴ加工品。
ストレートにチョコをイメージして作られた商品だと感じました。

同じチョコレートを題材にしたふたつのカップ焼きそば。
でも商品から伝わる味わいは、まるで違う。
「一平ちゃん」はデザート系焼きそばを意識して、「ペヤング」はズバリチョコレートを意識して。
アプローチの違いが伝わり、非常に面白い食べ比べになりました。
せっかくなので、近くにいた12名の方々にも試食をしてもらいました。
みな慎重に。怪訝な顔をして箸を進めていく・・・。
結論から言うと、「一平ちゃん」を選んだ人は8名。対して「ペヤング」4名。
男性は「一平ちゃん」を選んだ人が圧倒的。
女性はほぼ互角。若干「ペヤング」を選んだ人が多かったという結果。
男女同数にしたら、結果は変わっていたのかもしれません。
熱々の状態だと、香りが鼻につき「うわ~」と来るので少し覚ました方がイイかもというご意見や、
カレーとチョコが相性がいいので、カレーを掛けたらコクが出て食べられたという方も。
昨年末登場した「一平ちゃん 夜店の焼きそば ショートケーキ味」。
好奇心旺盛なもので・・・。クリスマス前に頂いたのを思い出しました。

生のイチゴは冷蔵庫にあったものを乗せ、ショートケーキ風にビジュアルを整えてみました。
ソース自体がコンデンスミルクのようなあまい香り。フレンチトーストや大判焼きを思わせる味。
カップ焼きそばだと思わずに食べれば、「面白い」と思える味でした。
想像の範囲を超えた商品ですので、話のネタになること間違い無し。
でも・・・、一度食べたら当分はイイかな?
次のチャレンジ精神旺盛な商品をお待ちしています。
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