栃木県庁付近は、日本酒にあう和食処が集結している大人の街。
特に二荒山神社駐車場入り口がある八幡山公園通りや百目鬼通りは、幹線道路から一本入って落ち着きある佇まいが心地いい。

老舗甘味処「三芳」の向かいに、一風変わった名前のお店が2016年8月22日にオープンしました。
「北信州野沢温泉 すみよし也」。
街中でも温泉が出た事例は知っていますが、さすがにここは入浴場ではないのは外観からも一目瞭然。

先日いつも拝見している
うさままさんのブログで紹介され、日本料理店ということがわかりました。
うさままさん曰く2016年の「1000円オブザイヤー」ランチという言葉に惹かれ、初訪問。
店主が長年、北信州野沢温泉の旅館で総料理長をしていたことから、この名前になったようです。

オープン前にお邪魔すると、玄関口には信州松代の「ながいも」が届けられていました。
地元食材を使った信州の郷土料理。期待が膨らみます。

休みは「不定休」とのことですが、マメにブログやフェイスブックが更新されています。
平日ランチは880円と千円(共に税込)のランチ、土日は千円のランチ一種類。
店内は4席のカウンター席と、12席のテーブル席。
カウンター席に座り「麻釜膳」1000円(税込)をお願いしました。
麻釜(おがま)とは野沢温泉のシンボル、天然記念物にもなっている泉源地。
野沢温泉に台所とも呼ばれ、ここで村人が野菜や玉子を茹でて食卓に並べたのだそうです。

オーダーが入ってから刺身を切り分け、天婦羅を揚げだす。
場所柄平日のランチタイムの12時~12時50分の間は、県庁職員さん達で混みそう~。
手際よく料理が仕上がり、ズラリと並べられた料理にビックリ。これで千円ポッキリは嬉しすぎ。

刺身は上質なマグロと平目。

天婦羅は一番搾りの「綿実油」と「胡麻油」のブレンドオイルで揚げられ、軽やかで香りも豊か。
サクサクと食感は、天婦羅一本でもいけそうな美味しさ。

そして「郷土料理取り回し鉢盛り合わせ」。
様々な茸や根菜など、若干濃い目の味付けで調理された料理たち。
信州も寒いですが、栃木も寒い。この濃い目が、心を癒してくれました。

ふんわりと炊きあげられたご飯。
そしてこの時期嬉しい、「シジミの味噌汁」。
美味しく頂きました。ご馳走様でした。
○「北信州野沢温泉 すみよし也」住所:宇都宮市本町12-31 ひぜんや栗原ビル1F南
電話番号:028-624-7776
定休日:不定休
営業時間:11時30分~14時、18時~22時
公式HP、
公式ブログ、
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