台湾に行ったら、絶対行きたいと思っていた「国立故宮博物院」。
念願かなって、訪れることが出来ました。
想いを募らせたのは二十数年前のこと。
北京にある世界最大の宮殿「紫禁城(故宮博物院)」に行き、宮殿のスケールの大きさに圧倒されました。
しかし美術品や陶芸品には、目ぼしいものが少なくガッカリ。
「国民党の蒋介石が台湾にみんな持って行ってしまったんです」というガイドさんの言葉に、想いは台湾に。
そしてついに・・・。
約70万個以上の古代中国時代からの美術品が収集されている「国立故宮博物院」。

展示されているものは、約五千点。
入れ替えを順次しており、すべての収集物を見るにはどれくらいの年月がかかるのだろう。

1階から3階までの展示フロアー。
でもワンフロアーが広すぎて、展示物が多すぎて、時間が圧倒的に足らない。
駆け足で巡らないと!!
まずは三階のフロアー。
代表する名品の一つ「翠玉白菜」が展示されていました。

美術館や博物館は写真はNGかと思っていましたが・・・。
国立故宮博物院では現在試行的に、フラッシュ等使わなければ一部を除き写真OK(将来再び禁止になる可能性もあり)。
自分のカメラに収めようと、長蛇の列。係りの女性が忙しなく観光客を進むよう促します。

そしてパッと撮った私の一枚。
う~ん、専門家が撮った写真の方には全然敵わない。
故宮博物院の三大至宝と言われ、「肉形石」と共に台湾に。(清朝上河図は、北京)
豚肉に似ている「肉形石」は、残念ながら貸し出されており見られませんでした。

観るものすべてが、至高の品々。



展示方法もわかり易く、ジャンルごとにスペースを振り分けられていました。
北宋時代の陶磁器。

そして清朝時代の陶磁器。
時代によって移り変わる様子を垣間見ることが出来ました。

一部フロアーでは、子供達にも芸術を体感してもらおうと・・・。
最近の電子機器と芸術品のコラボを。
一つ一つをじっくり味わいたかった。
一日いても、飽きることなく魅入っていたことでしょう。
○「国立故宮博物院」公式HP
- 関連記事
-
コメント