10月だというのに、気温は31度。
湿度も高く、歩いているだけでもジワーと汗が湧いてくる。
台湾松山空港を降り、最初に向かったのは「台北101」。
台北のシンボルとしてそびえたつ超高層ビル。地上101階、高さ508m。
2004年に竣工。
07年ブルジュ・ハリーファ(ドバイ)に抜かれるまでは、完成建築物として世界一高いビルでした。
近すぎて・・・ビルの全景がカメラに収まらない。
左側はショッピングセンター棟。

カメラをグイッと「台北101」の先端までパーン。
青空を突き破る!!
国際会議センターやオフィスが入っており、92階から101階の通信階層は真下からは見えない・・・。

台湾紙政府公舎や議会公舎がある信義エリア。
道路も広々として、清々しい。

ショッピングセンター棟には、高級ブランドショップが。

昨年までは中国からの観光客で大賑わいだったようですが、独立派が総統に就任してからは6割ほど中国観光客が減ったとのこと。混雑もなく、すんなり展望台エレベータの入口に到着。

ビルを支える支柱が巨大。
台湾も地震大国ですので、耐震・耐風への対応も万全そう。

展望台専用超高速エレベーターで89階、地上382m展望台に。

最高速度は分速1010m。
たった37秒で展望台に到着しました。

エレベーターを降りると台北101のマスコットキャラクターがお出迎え。
日本と同じく、擬人化がお得意の様子。

この丸いキャラクターは、耐震、耐風装置「ウィンドダンバー」を擬人化したもの。
直径5.5m、重量660トンの球体が、台北101を揺れから守っています。

こちらの展望台から、台北を一望することが。
建築中の建物も随所に見ることが出来ました。

展望台コーナーに「無限に広がる空」というコーナーが。
足元がガラス張りだ!!割れたら真っ逆さま!!??
でもよーく見ると鏡になっていて、乗り出す勇気がちょっと回復・・・。

お土産コーナーやフードコーナーも充実していて、皆さん展望台で楽しそうに過ごしてる。

89階の展望台は室内。
階段を二つ登り、91階には屋外展望台が。
この日は強風が吹いていたので、一部のエリアのみ解放されていました。
ガラス越しではない、台北の眺望。なんて気持ちいいんだろう~

振り返ると、台北101の先端、通信階層がやっと見ることが出来た。
101階の頂上も、手を伸ばすと届きそう。

ここから帰りのエレベーターに乗るには、階を降りショッピングエリアを通る必要があります。
日本の観光地でもよく見かける仕組み。万国共通なんでしょうね。

一端地上に降り、正面入り口から再度台北101を見上げてみる。
圧倒的な存在感。台湾経済の力強さを改めて実感させられました。
○「台北101」公式HP(中国語)
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