遠方から客人来る。
宇都宮で是非思い出深き、最高の時間を過ごしていただきたい。
お邪魔したのは東武宇都宮線南宇都宮駅近くの「RESTAURANT chihiro」。
ここにお店を構えて来年で10年。
無二の存在として、今でも輝き続けています。

今回は個室を使わせていただきました。
シンプルな室礼。時間がゆっくりと流れているのを感じます。

今回は9000円(税・サ別)のおまかせコースをお願いしました。(ディナーのみサービス料5%あり)
お料理に合わせてワインのペアリングも追加。少しづつ、表情豊かなワインを楽しもう~。
注がれた瞬間、香りが舞った「クリスチャン エティエンヌ」で乾杯。

「カリフラワーのバリエーション」
一つの食材を様々な調理法でアプローチし、ひとつの料理に昇華させる。
カリフラワーをフランに、焼いて、薄くスライスして生で。
スパイスを含ませた泡がメリハリを付け、料理の輪郭をはっきりとさせている。

自家製パンはおかわり自由。

「秋ナスのテリーヌ」
瑞々しさを損なうことなく、実に爽やかな一品。赤雲丹がアクセントとして効いている。

「マコモダケのパネ」
マコモダケに薄くパン粉を付け、揚げたもの。サクッとした食感が面白い。
ピータンのタルタルも美味しく、パンに付けても嬉しい。

マコモダケって?という質問に、実物を持ってきて説明してくれました。
こういう配慮も嬉しいです。

この料理に合わせて「2014ダヴィッド・エ・デュヴァレ ミュカデ・セーヴル・エ・メーヌ」
フランスロワール地方のワイン、ステンレスタンクで澱と共に8~10か月熟成させたもの。

「本日のサラダ」
40種類以上の野菜が彩美しく。
野菜が苦手だったと客人。その方も綺麗に食べてしまいました。
甘さ、苦さ、多彩な味わいに、魅了されたと。

「2014ドメーヌ ド・テール・ブランシュ サンセール」
こちらもフランスロワール地方、ソーヴィニヨン・ブラン100%のワイン。

「萩の鰆のロースト」
低温でゆっくり火入れされているので、鰆のモサモサ感が皆無。ふっくらと美味しい~。
高原大根とそのソースも柔らかい。

「2005ドメーヌ ラリュ サントーバン ミュルジュ デ ダン ド シアン」
ブルゴーニュ。しっかりとしたミネラルと徐々に広がっていく味わいが楽しめました。

「蝦夷鹿のロースト」
まったくクサミはない。草原を走るがごとく、力強さと爽快さが共存している。
脂身の部分の甘さには言葉失いました。
里芋のミルフィーユを添えて・・・

「2002 アロースコルトン クロ デュ シャピトール」
生産者は、ブルゴーニュ地方アロース・コルトン村のフォラン アルベレ。
日本への入荷が少ない貴重な一本。

お口直しに「幸水のグラニテ」
わた雪のような口どけ。

「なつおとめのナージュ」

「スダチのプチフール」

デザートワイン「2013 ゲヴュルツトラミネール」
甘すぎず上品。デザートの美味しさを邪魔しませんでした。
フッと気が付くと入店から3時間が過ぎていました。
時間を忘れさせてくれる美味しい料理とワインに魅了された一夜になりました。
○「RESTAURANT chihiro」住所:宇都宮市吉野1-7-10
電話番号:028-633-5929
定休日:火曜日
営業時間:12時~15時、18時~23時
注:完全予約制。12才以下のご来店はご遠慮ください。
但しお昼の営業時、1日1組のみ(個室の利用”個室料無”)お子様連れのお客様も歓迎致します。
公式HP、
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