1978年の夏は暑かった。
ペプシの王冠が集まる度に、前年全米で公開されたこの映画への期待が膨らみました。
そう、この映画は「スターウォーズ」。
ペプシの王冠に映画の一場面がプリントされており、否応なしに少年達の脳裏に焼き付けました。
今思うと、企業とのタイアップキャンペーンの走りだったかもしれません。
「スターウォーズ展」が、宇都宮美術館で2016年9月18日~11月27日の期間、開催されています。

草の広場を爽やかな秋風が通り抜けてくる。大好きな場所。
駐車場が遠くて・・・と思われている人は、是非立ち止まって広場を眺めてみてください。
ゆったりとした時の流れを肌で感じるかもしれませんよ。

館内に入ると、ストーム・トルーパーがお出迎え。
敵(帝国軍)の雑魚キャラ。仮面ライダーで言うと、ショッカー戦闘員。
敵というと黒をイメージしますが、真っ白い。これはボスキャラを引き立てる役割になっています。

そう、スターウォーズ最大のボスキャラ、否、主役と言えば、ダースベイダー。
エピソード1~3の映画三本は、ダースベイダー出現のための物語でしたから・・・。
通常美術館は「撮影禁止」なのに、一部撮影OKのエリアが設けられています。
それも「記念撮影コーナー」も設けられている。
一緒に撮るのはダースベイダー。

携帯電話での撮影を考慮して、携帯置き場も完備。
なんて素晴らしい配慮なんでしょう。
SNSで「見に行ったよ」との拡散効果を考慮してでしょうか。ペプシとのタイアップを思い出させました。

ヒーローなら「僕と握手!!」という所ですが、悪役ですから握手は無理。
頑なに手は腰に。
黒い巨体、威圧感は半端ない・・・、と言いたいところですが、胸や腰の機械装置は可愛らしい。
低予算で造形を作成した当時の苦労が推測されます。

映像を使っての人物紹介。
絵画やフィギアなどの展示など、充実した展示内容。

一般1000円という観覧料は高く感じるかもしれませんが、
衣装、小道具などあわせて約150点の展示は見ごたえありました。

2016年12月には、エピソード3と4との間を埋めるアナザーストリー「ローグ・ワン」が上映されます。
観に行ってみようかな。
○「宇都宮美術館」住所:宇都宮市長岡町1077
電話番号:028-643-0100
休館日:月曜日(但し2016/10/10は開館、翌日休館)
開館時間:9時30分~17時(但し展覧会開催中の10月の土曜日、10月9日は19時まで開館)
公式HP(関連記事)
「
また逢う日まで」(宇都宮第一東宝休館の記事)
「
宇都宮の昔あった街中映画館関連」
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