広大な大地が黄金色に染まる。
宇都宮市の隣、高根沢町は実りの秋を迎えました。

2016年9月4日、高根沢町民ホール(町民広場野球場)そばに一軒のイタリアンがオープンしました。
お店の名前は「イタリア食堂 ヴェッキオ・トラム」。
店主がイタリアでの修業時代、最初に働いたピエモンテ州ヴェダスコのお店の店名を使わせて貰ったとか。

店内は無垢の杉材をふんだんに使い、温かみある店内に仕上がっていました。
カウンター席に座り、しばし店主と会話を。会話の端端に、家族想いで優しい人柄が伝わってきます。

ランチは「生パスタランチ」1200円(税別)と「コンタディーノ定食」1500円(税別)。
生パスタランチは、4種類から選べます。
ここでヴェッキオ・トラムならでは!!
地元の野菜をたっぷり味わってほしいと、「野菜のビッフェ」が楽しめるんです。
品ぞろえ豊富で、どれを取ろうか迷ってしまうほど。

厚切りのシンプルな野菜スティックから、手が込んだオーブン料理まで・・・。
シチリアの塩やオリーブオイルなどで自分で味の調整をどうぞ。

12時をまわり、続々お客さんが入ってくる。
皆さん、ビッフェを楽しんでいらっしゃる。
茹でたトウモロコシが甘くて美味しい~。

自家製ファカッチャは、もっちりふんわり。

生パスタは「高根沢産とうもろこし”未来”とサルシッチャのガーリックバターソース」。
パスタはご自身で打っているとのこと。
今回使われていたのは繊細なパスタ。サルシッチャの塩加減が実に優しい。
サルシッチャの旨味に匹敵するようなとうもろこしの甘味。バターの香りを感じながら美味しく頂きました。

通常のランチには小菓子&ドリンクが付いてきます。
+300円(税別)で「本日のドルチェ4種盛り」に変更して貰いました。
イタリア産マスカルポーネのティラミス、パンナコッタカラメルソース、トルタカプレーゼジェラート添えなど。
自然な甘さでスッキリと頂ける。
店主の人柄が出ている料理は、優しさと地元愛で満ちていました。

〆はエスプレッソ。豆はキンボ。
切れ味がイイ苦さがたまらない。

お店から歩いて1分もかからない場所に、「高根沢町歴史民俗資料館」がありました。
父親の実家を思い出し、しばし魅入ってしまいました。
お馬さんのレッキーが今日も元気にお待ちしていますよ。
○「イタリア食堂 ヴェッキオ・トラム」住所:高根沢町石末1785
電話番号:028-680-3550
定休日:日曜日
営業時間:11時30分~15時(L.O14時)、17時30分~22時(L.O21時)
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