料理人の世界に入ってほぼ半世紀。
イタリアン一筋の石川シェフが、宇都宮に戻ってこられました。
私が初めて石川シェフの料理を頂いたのは、「
徳次郎町」時代。今から九年前になります。
リゾート地に来たような素敵なログハウス。自家製のフォカッチオが印象的でした。
震災があり、
大曽町に移転。
その後家庭の事情で東京に移り住み、門前仲町で料理の腕を振るっていたとのこと。
2016年6月23日、鶴田町にオープンした「トラットリア フェリーチェ」。
以前と店名は変わらず。但しお店のサイズをグッと狭め、石川シェフおひとりでお客様をもてなすスタイルに。

楡木街道沿い、オータニ鶴田店の西側。
区画整理事業のお陰で、この周辺は通るたびに周囲の風景が変わっていく・・・。
緑の外壁、イタリアの国旗が目印です。

店内はカウンター席とテーブル席。
おひとりで厨房、サービスをこなすには、ギリギリの大きさ。
北側に面した窓から、秋の爽やかな日差しが差し込みます。

ランチは二種類。
今回は「ランチBコース」1600円(税別)、メイン料理が付くコースにしました。

本日のパスタも数種類から選べます。
「じゃがいものニョッキ ポモドーロバジル」をチョイス。

真っ白なコックスタイルの石川シェフ。
経験豊かなシェフの動作には、無駄がありません。威厳さえ感じる立ち振る舞い。
「前菜盛り合わせ」

でも会話を始めると、非常に気さく。
「お客様の反応をダイレクトに感じられ、今のスタイルが非常に楽しいんです」と。
目の前で調理する姿を眺めながら、私も楽しませて貰いました。
「自家製パン」

「じゃがいものニョッキ ポモドーロバジル」
大粒のニョッキがお皿にたっぷり。
酸味抑えめ、柔らかな表情のトマトソース。後味にバジルの風味がスッと抜ける。

「サラダ」
様々なハーブも加わり、香り立つ素敵なサラダに仕上がっています。

メインは魚料理「スズキ&真鯛 グリル」。
なんと二種盛り!!それも築地から取り寄せた魚なんだそうです。
ふっくらとした白身と香ばしい皮。このお値段で頂けるとは、有り難い。

ドルチェは三種盛り。
チーズケーキ、ガトーショコラ、ティラミス。

ドリンクにコーヒーを頂き、ご馳走様でした。
初めて徳次郎町時代の「トラットリア フェリーチェ」に行ったのは、母に薦められて。
「美味しいイタリアンで、たびたびお邪魔している」と語っていました。
そんな母に早速、鶴田町に移転オープンしたのを教えなくちゃ!!
○「トラットリア フェリーチェ」住所:宇都宮市鶴田町228-6
電話番号:028-649-1622
定休日:不定休
営業時間:11時30分~14時30分、17時30分~
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コメント
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今日お店におじゃましてランチを頂きました。自分的にパーフェクトなパスタで大満足でした。
場所的に面白い立地です。あまり繁盛しちゃうと気軽に食べに行けなくなっちゃうので、皆様ホドホドに行きましょう(笑)
2017/06/23 URL 編集