初めて「鉄板焼き」を味わった時の事を今でもよく覚えています。
二、三十年前になるのでしょうか・・・。有名な「紅花」というお店。
目の前の鉄板で来る広げられた、「料理を作る」というエンターテイメントショー。
つくる過程を見ているだけでこんなに楽しいものなのか・・・と驚かされました。
それ以来オープンキッチンのお店だと、厨房が見える場所に座るのが常になりました。
2016年2月にオープンした「鉄板焼 TSUKINOUSAGI」。
オープン早々にお邪魔しましたが、その後人気店で席が取れず・・・。
やっと三度目の訪問が出来ました。

ランチは1400円(税別)~。ディナーのコースは6500円~。
今回は男性5名、メインテーブルで「男体コース」6500円(税別)をお願いしました。

個室もあり、ビジネスシーンでも重宝しそう。
周囲を見ると、家族連れやカップルの方など客層は幅広い。

まずは今日使われる食材をひとつひとつ説明があります。
お客さんと料理人との信頼関係が生まれる瞬間。ワクワクがとまらない。

前菜は「初ガツオのサラダ仕立て」

目の前の鉄板の上では、次々と食材が料理に変わっていきます。
セロハンに包まれているのはスープ。鉄板で温めて・・・。
釜でご飯も炊き始めました。ご飯は最後に頂くのに、このタイミングで炊き始めるんですね。
料理には手間暇がかかるという、当たり前のことを再認識。

「カサゴと海老のスープ」
紐をほどいた瞬間、海老の香りが見事に開きます。
澄んだ旨味がたまらない。

5人分のサーロインに塩コショウ。
熱を加え、そして休ませる。

休ませている間に、蒸し野菜の準備。
料理人は休む暇ない。

「蒸し野菜」

「海老とホタテの白ワインソース」
こちらも目の前の鉄板で調理して。

ステーキの薬味がズラリと並びます。
「味噌」「マスタード」「わさび」「とちおとめ入り塩」「トリュフ入り塩」「玉ねぎ醤油」
美しい光景・・・。

「焼き野菜」
トマト、ズッキーニ、エリンギ、カボチャ、さつま芋。焼きトマトの旨さに皆ビックリ。

ついにお肉を焼き始めました。
熱々を食べて欲しいと、ブロック状のお肉を二つの分け「前半戦」

「後半戦」は、フランベして・・・

お肉を休ませていた時、脂を吸わせていたパンも焼いての提供。
この年になると、これくらいのお肉の量で充分満足。

釜で炊いたご飯をガーリックライスにしてくれました。

半分残して・・・お茶漬けに。

最後にヨーグルトアイスとクレームブリュレ。
ドリンクにコーヒーを頂き〆。

この日飲んだワインは、5人で三本。
落ち着いた空間の中、食事にワインにと、楽しませて貰いました。
○「鉄板焼 TSUKINOUSAGI」住所:宇都宮市鶴田2-14-6
電話番号:028-647-4129
定休日:不定休
営業時間:ランチ11時30分~14時(L.O)、ディナー17時30分~22時(L.O22時)
土日祝日のディナーは17時~21時30分(L.O)
公式HP、
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