どこまでも広がる青い空。
水田に空の色が映り込み、青と緑の美しい世界をつくっていました。
田原街道を北上し、一軒のお蕎麦屋さんに向かっていました。
お店の名前は「蕎麦と、コーヒーと。忠兵衛」。
長岡町にあった店舗を昨年末閉め、2016年3月この地に移転してきたとのこと。

三階建ての住宅。
一階部分を店舗としてオープンさせた様子。
玄関は奥まった所にありました。

清潔感ある店内。
窓から差し込む五月の光が清々しい。
出された冷水をゴクリ。あっ!!水が美味しい~。これはお蕎麦期待できそう!

メニューの先頭には「忠兵衛カレーそば」が。
「前菜・鶏ゴボウごはん付き」、「日替わりデザート」という文言。
私の思い描く蕎麦店とは違っている。
想像を超えた世界に逢える期待で、ワクワクさせられました。

頼んだのは「舞茸と豚肉のつけそば」1100円(税込)。
+250円で、日替わりデザートと、コーヒーも頂こう~。
大きな釜で茹でてる。流水、そして氷水で〆ている様子が伺える。
そしてお盆に乗ってお蕎麦の登場。一瞬、カフェにいるのかと錯覚するほどお洒落なビジュアル。

蕎麦は蕎麦殻も挽き込んだ田舎蕎麦。
風味が楽しめるお蕎麦に仕上がっています。

豚肉の脂で熱々のつけ汁は具だくさん。
舞茸と豚肉が贅沢に入っていて、食べ応えも十分です。

驚きは、三種類の前菜が付いていること。
それぞれ素材を活かしながら、綺麗な料理に仕上がっています。
「あっ!これはマリネ!?」。蕎麦屋さんの料理の粋を超えてる。

鶏ゴボウごはんは、繊細で上質。
三口サイズの大きさが、また上品です。

そば湯は小さなやかんに入れて。
つけ汁を割ると、ちょうどいい味わい。もっと飲み続けたいのをグッと我慢。
今日はこれで〆じゃない。デザートとコーヒーも登場するのだから。

厨房から生クリームをつくる「シャカシャカ」という泡立ての音。
まさか!!片手間デザートじゃなく、本気のデザートが頂けそう~。
本日の日替わりは「かぼちゃのプティング」と「ガトーショコラ」
カボチャの風味がしっかり生きていて、実に美味しい~。

コーヒーは宇都宮市陽東の「チバコーヒー」のお店オリジナル焙煎。
蕎麦の余韻を打ち消さない、穏やかな表情のコーヒーに仕上がっていました。
食後しばらく店主と話をさせてもらい、前菜やデザートの美味しさ訳が理解できました。
宇都宮の超有名フレンチで数年間修業をしていたとのこと。
当時の話を聞かせて貰い、楽しいひとときを過ごさせて貰いました。
○「蕎麦と、コーヒーと。忠兵衛」住所:宇都宮市上田原町20-1
電話番号:028-672-3900
定休日:水曜日
営業時間:11時30分~18時
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