土曜、日曜日になると、街中でお昼を食べるのも一苦労。
周辺の会社員をターゲットにしているからか、土日のランチ営業はやっていないケースを多く見かけます。
五月十三日で十五周年を迎えた「カフェ プラクチカ」の姉妹店としてオープンした「ル メトロ」。
フランスの街角に居るのかと思わせるこのお店も、四月で十周年を迎えました。
GW中一番遠くに行ったのが古河市(仕事で)という私に、異国に旅した気分を味あわせてあげよう~。

一階席、二階席とあり、今回座らせて貰ったのは一階席奥のカウンター。
目の前にはフランスに関する本がズラリ。店主のフランス食文化の造詣の深さが伺えます。
この日は長年の思っていた「フランスには、なぜ麺の文化が育たなかったのか」という疑問にすぐさま明瞭な解答を。
小麦って、土壌、気候によって様々なタイプに分かれているんですね。食と農業の濃い結びつきを再認識させて貰いました。

11時30分~14時、ランチ営業は土日祝日のみ。
休日のランチが千円以下で頂けるとあって、女性客を中心に次々とお客さんが入ってきます。
開けられた窓から、新緑の風を連れて。

今日のスペシャルは「ハムと野菜のクスクス」とのこと。
宇都宮ではなかなか食べる機会が少ないクスクス。しばらく食べてない。
この機会に懐かしいクスクスを頂こうと、「本日のスペシャル」1200円(税抜)を注文。
まずは「サラダ」。
清々しいハーブの香り、リーフ一枚一枚丁寧に味が絡まり終始満足感を与えてくれます。

そしてクスクス。
はかなく口の中で消えていく・・・。この食感がたまらない。
小麦粉から作る粒状の食べ物。モッチリとした食感の米文化で育った日本人には馴染みがないもの。
でもたまに無性に食べたくなるんです。淡く切ない・・・・。そう、私は異邦人。

これだけを食べたのでは味気ない。
もちろん、スープが付いてきます。ハムと言っていましたが、ゴロリと存在感あるお肉と野菜。
肉の旨味がたっぷり含んだスープにクスクスを浸して頂きました。実に美味しい~。

ランチについてくるドリンクはエスプレッソを。

ブログを読み返したら、なんと2年ぶりの訪問。
他の人のブログでずっと食べたいと思っていた・・・。ル メトロのデザートも頂いて行こう~。

「モンブラン」500円(税別)を追加注文。
サクサクのメレンゲの上には生クリームと栗のクリーム。
重くなく、爽やかな一品で今の季節にピッタリ。
カフェとして、休日の午後を過ごすのにも最適!!
○「LE METORO(ル・メトロ)」住所:宇都宮市池上町1-11
電話番号:028-634-4545
定休日:木曜日・第四水曜日
営業時間:平日16時~24時、土曜日11時30分~24時、日曜祝日11時30分~22時
公式HP,
公式ブログ、
栃ナビHP
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